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芙蓉リース Research Memo(5):2026年3月期も増益基調が継続する見通し

*12:05JST 芙蓉リース Research Memo(5):2026年3月期も増益基調が継続する見通し
■芙蓉総合リース<8424>の業績見通し

1. 2026年3月期の業績予想
2026年3月期の業績について同社は、営業利益を前期比1.9%増の660億円、経常利益を同1.4%増の700億円、親会社株主に帰属する当期純利益を同1.6%増の460億円と、引き続き増益基調が継続する見通しである。

引き続き国内金利の上昇による影響が想定されるものの、成長領域を中心に資産を積み上げる計画である。また、回復の兆しが見えてきた「ヘルスケア」や需要が拡大している「BPO/ICT」の伸び(ノンアセット収益の拡大)も収益の底上げに寄与する想定のようだ。

ROAについても、収益性を重視したアセットコントロールやノンアセット収益の拡大により高水準を維持する見通しとなっている。

2. 弊社の見方
不安定な国際情勢や米国関税問題、国内金利の上昇など、先行き不透明感が漂う外部環境には引き続き注意が必要であるものの、「モビリティ/ロジスティクス」や「航空機」など収益性の高い営業資産が積み上がっていることや、進捗の遅れが見られる「ヘルスケア」「BPO/ICT」にも回復の兆しが見られることから、同社業績予想の達成は十分に可能であると見ている。注目すべきは、中期経営計画最終年度、並びにその先の持続的成長に向けていかに資産を積み上げていくのか、さらには事業領域の拡大を図っていくのかにある。特に、事業領域の拡大(新たなビジネスモデルの確立)に向けては、M&Aやアライアンスを通じて積極的に事業基盤の拡充を進めてきたロジスティクス領域や蓄電池ビジネスをはじめ、需要が拡大しているDCビジネスへの参入、CBホールディングスとの連携(ヘルスケア分野における非ファイナンスの強化)などの動きをフォローしたい。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)



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