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東証グロ-ス指数は小幅に5日ぶり反落、4連休前に利益確定売り優勢
2025/05/02 16:55
*16:55JST 東証グロ-ス指数は小幅に5日ぶり反落、4連休前に利益確定売り優勢
東証グロース市場指数 865.93 -1.74/出来高 2億2374万株/売買代金 1693億円東証グロース市場250指数 679.70 -1.12/出来高 1億8689万株/売買代金 1478億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はそろって小幅に5日ぶり反落。値下がり銘柄数は346、値上がり銘柄数は217、変わらずは42。
前日1日の米株式市場でダウ平均は8日続伸。マイクロソフトやメタ・プラットフォームズなど主要ハイテク企業の好決算を好感した買いが先行した。その後も、対中貿易協議の可能性への期待感や、ウクライナとの資源協定締結を受けた買い戻しが優勢。相場は終日堅調に推移した。
今日のグロ-ス市場は朝高の後は上値の重い展開となった。グロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は0.33%高となった。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、新興市場は朝方は底堅く推移した。一方、東証グロース市場指数は昨日までの4日続伸で3%を超す上げとなったことから、明日からの4連休を前に、利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすく、今日は朝方の買い一巡後は上値が重く、東証グロース市場指数は下げに転じた。ただ、新興市場に固有の悪材料がある訳ではなく、売り急ぐ動きは見られず、下値は堅い展開だった。
個別では、引き続きSNS上でのECモール活用支援サービス開始が手掛かりとなったいつも<7694>、営業利益が前期13.8%増・今期26.7%増予想と発表したdely<299A>、アパレルブランドの展開を行うオアシスライフスタイルグループとの合弁会社設立が完了したと発表したエアクロ<9557>、主催する「D2Cの会」フォーラム2025で著名インフルエンサーが集結見込みの売れるG<9235>が上げた。時価総額上位銘柄では、GENDA<9166>やカバー<5253>が上昇。値上がり率上位には、オルツ<260A>、カウリス<153A>などが顔を出した。
一方、4月30日高値でひとまず達成感が意識されたココナラ<4176>、前日まで2日連続ストップ高の反動安となったベビーカレンダー<7363>、200日線に上値を阻まれる形となったアストロスケール<186A>、前日までの急騰の反動安となったアイズ<5242>が下げた。時価総額上位銘柄では、フリー<4478>やタイミー<215A>が下落。値下がり率上位には、ファンデリー<3137>、ココペリ<4167>などが顔を出した。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 260A|オルツ | 138| 25| 22.12|
2| 7694|いつも | 555| 80| 16.84|
3| 153A|カウリス | 1149| 150| 15.02|
4| 5870|ナルネット | 645| 70| 12.17|
5| 5595|QPS研究所 | 1536| 131| 9.32|
6| 9235|売れるネット広告 | 1335| 97| 7.84|
7| 3929|ソシャルワイヤ | 239| 16| 7.17|
8| 4484|ランサーズ | 210| 13| 6.60|
9| 9166|GENDA | 1140| 70| 6.54|
10| 7084|スマイルHD | 1379| 83| 6.40|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 7363|ベビーカレンダー | 1376| -367| -21.06|
2| 5242|アイズ | 1554| -400| -20.47|
3| 3137|ファンデリー | 435| -95| -17.92|
4| 4167|ココペリ | 471| -44| -8.54|
5| 4176|ココナラ | 372| -34| -8.37|
6| 3911|Aiming | 280| -23| -7.59|
7| 4375|セーフィー | 802| -64| -7.39|
8| 7360|オンデック | 884| -59| -6.26|
9| 334A|VPJ | 1534| -102| -6.23|
10| 7689|コパ | 460| -28| -5.74|
<SK>
東証グロース市場指数 865.93 -1.74/出来高 2億2374万株/売買代金 1693億円東証グロース市場250指数 679.70 -1.12/出来高 1億8689万株/売買代金 1478億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はそろって小幅に5日ぶり反落。値下がり銘柄数は346、値上がり銘柄数は217、変わらずは42。
前日1日の米株式市場でダウ平均は8日続伸。マイクロソフトやメタ・プラットフォームズなど主要ハイテク企業の好決算を好感した買いが先行した。その後も、対中貿易協議の可能性への期待感や、ウクライナとの資源協定締結を受けた買い戻しが優勢。相場は終日堅調に推移した。
今日のグロ-ス市場は朝高の後は上値の重い展開となった。グロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は0.33%高となった。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、新興市場は朝方は底堅く推移した。一方、東証グロース市場指数は昨日までの4日続伸で3%を超す上げとなったことから、明日からの4連休を前に、利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすく、今日は朝方の買い一巡後は上値が重く、東証グロース市場指数は下げに転じた。ただ、新興市場に固有の悪材料がある訳ではなく、売り急ぐ動きは見られず、下値は堅い展開だった。
個別では、引き続きSNS上でのECモール活用支援サービス開始が手掛かりとなったいつも<7694>、営業利益が前期13.8%増・今期26.7%増予想と発表したdely<299A>、アパレルブランドの展開を行うオアシスライフスタイルグループとの合弁会社設立が完了したと発表したエアクロ<9557>、主催する「D2Cの会」フォーラム2025で著名インフルエンサーが集結見込みの売れるG<9235>が上げた。時価総額上位銘柄では、GENDA<9166>やカバー<5253>が上昇。値上がり率上位には、オルツ<260A>、カウリス<153A>などが顔を出した。
一方、4月30日高値でひとまず達成感が意識されたココナラ<4176>、前日まで2日連続ストップ高の反動安となったベビーカレンダー<7363>、200日線に上値を阻まれる形となったアストロスケール<186A>、前日までの急騰の反動安となったアイズ<5242>が下げた。時価総額上位銘柄では、フリー<4478>やタイミー<215A>が下落。値下がり率上位には、ファンデリー<3137>、ココペリ<4167>などが顔を出した。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 260A|オルツ | 138| 25| 22.12|
2| 7694|いつも | 555| 80| 16.84|
3| 153A|カウリス | 1149| 150| 15.02|
4| 5870|ナルネット | 645| 70| 12.17|
5| 5595|QPS研究所 | 1536| 131| 9.32|
6| 9235|売れるネット広告 | 1335| 97| 7.84|
7| 3929|ソシャルワイヤ | 239| 16| 7.17|
8| 4484|ランサーズ | 210| 13| 6.60|
9| 9166|GENDA | 1140| 70| 6.54|
10| 7084|スマイルHD | 1379| 83| 6.40|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 7363|ベビーカレンダー | 1376| -367| -21.06|
2| 5242|アイズ | 1554| -400| -20.47|
3| 3137|ファンデリー | 435| -95| -17.92|
4| 4167|ココペリ | 471| -44| -8.54|
5| 4176|ココナラ | 372| -34| -8.37|
6| 3911|Aiming | 280| -23| -7.59|
7| 4375|セーフィー | 802| -64| -7.39|
8| 7360|オンデック | 884| -59| -6.26|
9| 334A|VPJ | 1534| -102| -6.23|
10| 7689|コパ | 460| -28| -5.74|
<SK>




