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過熱感を警戒しつつも強含みの展開

*08:35JST 過熱感を警戒しつつも強含みの展開
 13日の日本株市場は、買い一巡後はこう着が強まる可能性はあるものの強含みの相場展開になりそうである。12日の米国市場はNYダウが483ドル高、ナスダックは296ポイント高だった。7月の米消費者物価指数(CPI)は予想通りの結果だったことで、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が高まった。幅広い銘柄が買われ、S&P500指数、ナスダック指数は最高値を更新。シカゴ日経225先物は大阪比635円高の43275円。円相場は1ドル=147円80銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形で、買い先行から始まることになりそうだ。日経225先物は一時43370円まで買われ、ボリンジャーバンドの+3σに接近している。過熱感は警戒されやすい面はあるものの、日経平均株価は連日の大幅高によって出遅れているファンドなどによる買いの動きが強まりやすいほか、買い戻しの動きも入りやすいだろう。過熱感から買い一巡後はこう着感が強まる可能性はありそうだが、短期的な売り仕掛けの動きは避けておきたいところであり、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。

 昨日の日経平均株価は昨年7月以来の最高値を更新した。ダブルトップが意識されるなかで大きく上抜けており、上へのバイアスが強まりやすい。ただし、バンドは切り上がりをみせているものの、+3σを明確に上回ってくる局面では過熱感が警戒され、いったんはピークを形成する可能性は意識しておきたいところである。インデックスに絡んだ商いが中心のため、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などの動向にらみの展開になりそうだ。

 物色はインデックス中心のなかでは主力大型株に向かいやすいところ。相場全体がこう着感を強めてくる局面においては、グロース市場などの中小型株にシフトする場面もあろう。そのほか、人工知能(AI)検索エンジンの米スタートアップ、パープレキシティは12日、グーグルのブラウザー「クローム(Chrome)」を345億ドル
(約5兆1000億円)で買収することを提案したと報じられている。AI関連への物色が意識される可能性がある。

 そのほか、昨夕決算を発表したところでは、上組<9364>、K&Oエナジー<1663>、ケイアイスター<3465>、SCSK<9719>、アイスタイル<3660>、エクサウィザーズ<4259>、松屋フーズ<9887>、リブワーク<1431>、ジョイフル<9942>、冨士ダイス<6167>などが注目される。



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2025/08/25 15:30 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

買い   1,447 銘柄
1,580 銘柄   売り
 
 
 
9983 ファーストリテ 買い転換
9432 NTT 売り転換
6098 リクルートH 買い転換
8766 東京海上H 買い転換
9434 ソフトバンク 売り転換



 
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