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ハイテク株や先物市場の動向に振られやすい需給状況

*08:32JST ハイテク株や先物市場の動向に振られやすい需給状況
 9日の日本株市場は売り先行で始まり、下値の堅さを見極めながらの慎重姿勢の強い相場展開になりそうだ。6日の米国市場はNYダウが453ドル安、ナスダックは361ポイント安だった。2月の米雇用統計で雇用者数が予想外に減少に落ち込んだほか、失業率も上昇する弱い結果が嫌気された。中東紛争激化により原油価格が急騰し、2023年来の高値を更新すると下へのバイアスが強まった。さらに、プライベートクレジット懸念も重荷になった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比1715円安の54015円。
円相場は1ドル=158円30銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時53750円まで売られる場面もみられた。25日線に上値を抑えられる状況が続いており、下値はボリンジャーバンドの-1σが支持線として意識されていた。ただし、ナイトセッションで同バンドを割り込んできたため、早い段階で-1σ水準を回復してくるかが注目されよう。インデックスに絡んだ商いが中心となるなかで、先物市場の動向に振られやすい需給状況になりそうだ。

 6日の米国市場では雇用統計の結果が嫌気されたが、半導体株の弱さが目立っていた。そのため、アドバンテスト<6857>や東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>などを睨みながらの展開になりそうだ。指数インパクトの大きい値がさハイテク株が売り一巡後に下げ幅を縮めてくるようだと、先物主導で自律反発を意識させてくる可能性はあるだろう。一方で、寄り付き後も下へのバイアスが強まる局面では売り仕掛け的な動きに向かわせそうである。

 日経平均株価についても-1σ水準(54310円)と25日線(56113円)とのレンジで推移している。売り先行で始まることになるが、-1σ水準での底堅さが意識されるようだと短期的なリバウンド狙いの動きが期待される。また、こう着感が強まる局面においては、新興市場の中小型株での値幅取りが活発になりそうだ。そのほか、来週には日米首脳会談を控えていることもあり、政策に関連するテーマ株への見直しも意識されよう。


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