フィスコニュース
ソフト99、リンクユーG、レーザーテックなど
2025/09/26 16:11
<4716> 日本オラクル 15230 -1000大幅続落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は211億円で前年同期比4.8%減となっている。通期の市場コンセンサスでは8%増程度が想定されており、やや低調なスタートと受けとめられているもよう。クラウドサービスは好調ながらライセンス販売は前年の駆け込み需要の反動で伸び悩み。人件費など費用増も負担となっている。なお、前日に米オラクルの株価が大きく下落していることもマイナス材料に。
<4464> ソフト99 3380 -700ストップ安。8月にMBOの実施を発表し、その後はTOB価格2465円前後で推移していたが、その後、エフィッシモが4100円でTOBを実施すると発表、足元では同価格にサヤ寄せする動きとなっていた。意見表明を留保していた同社では前日、エフィッシモのTOBについて反対を表明。これによって、エフィッシモのTOB成功確率が低下したとの見方などが優勢となってきているもよう。
<4506> 住友ファーマ 1593 -57大幅続落。トランプ米大統領は、海外から輸入する医薬品に10月1日から100%の追加関税をかけると表明。具体的な対象製品の範囲は示されておらず、米商務省が連邦官報を通じて告知する見通しのようだ。北米の売上構成比が相対的に高いとみられている同社には警戒感が先行のもよう。なお、日本は分野別関税の税率が最低水準となる「最恵国待遇」を約束されているため、医薬品関税も15%となる可能性は高いとみられる。
<2975> スター・マイカ・ホールディングス 1203 +61大幅続伸。4月に資本業務提携を締結した日本政策投資銀行からのストラクチャリングの検討支援のもと、保有する中古区分所有マンション群を新設された「エルバイト」に譲渡し、新たな不動産流動化ファンドを組成したと発表している。組み入れ資産は所有マンション154戸で総額は30億円程度になるもよう。運用開始日は9月25日。マンション群の譲渡は第4四半期に予定し、業績予想には織り込んでいないようだ。
<9795> ステップ 2577 +120大幅続伸。発行済み株式数の1.78%に当たる28万株、6.72億円を上限とする自己株式の取得実施を発表。取得期間は来月1日から来年9月30日まで。資本効率の向上を通じた株主への利益還元、譲渡制限付株式報酬制度において交付される株式に充当することを目的としている。9月末にかけて上限9億円の自社株買いを実施中であるが、上限に達することなく終了する見込みのため、継続して自社株買いを行っていく形に。
<8334> 群馬銀 1694 +126大幅続伸。前日に業績・配当予想の上方修正を発表している。上半期純利益は従来予想の235億円から270億円、前年同期比17.8%増に、通期では490億円から550億円、前期比25.3%増に引き上げ。貸出金利息や有価証券利息配当金の増加などを主因に本業のコア業務純益が順調に推移しているようだ。業績予想の上振れに伴い、年間配当金計画も従来の50円から60円に引き上げ、前期比15円の増配となる。
<4446> リンクユーG 466 +80ストップ高。世界最大規模のアニメブランドとしてストリーミングサービスなどを手がける米クランチロールと提携し、共同で新たな海外向けマンガサービス「クランチロール・マンガ」を10月9日にリリースすると発表している。同サービスは有料会員向けのオプションサービス、数百タイトルにおよぶ日本の主要出版社の人気マンガが揃い、今後も追加で出版社が参画予定で、さらにラインアップは拡充の見込みとなっているもよう。
<8337> 千葉興銀 1762 +132大幅続伸。千葉銀行と9月中にも経営統合で基本合意と報じられている。27年4月以降に持ち株会社を設立して、両行が傘下に入る方向で検討しているようだ。千葉県地盤の最大手と3番手の地方銀行の組み合わせとなり、全国2位の規模の地銀グループが誕生することになる。方向性自体は想定線とみられるが、経営統合に向けての前進をポジティブ視へ。両行ともに経営統合を検討していることは事実との声明を公表している。
<407A> UNICON HD 1218本日スタンダード市場に新規上場、公開価格1060円を30.7%上回る1385円の初値をつけたが、その後は売りが先行する展開となった。公開価格には配当利回り水準などバリュエーション面で割安感があり、前日のオリオンビールなどの好スタートも初値買い意欲を強めさせたもよう。ただ、ファンドの出口案件としてのイメージが残るほか、業態的に急激な成長イメージも高めにくく、高値寄付き後の上値追いは限定的に。
<6920> レーザーテック 19730 -1800大幅反落。本日は主力の半導体関連株が揃って下落する展開になった。前日の米国市場は、雇用関連指標やGDPなど堅調な経済指標を受けて利下げ継続期待が後退し、ハイテク株を中心に続落となっている。東京市場にも買い一服ムードが強まり、足元で相場上昇をけん引してきた半導体関連株に利食い売りが集まる状況とみられる。アナリストの売り推奨で米オラクルが下落したことも、半導体・AI関連銘柄には逆風となっている。
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<4464> ソフト99 3380 -700ストップ安。8月にMBOの実施を発表し、その後はTOB価格2465円前後で推移していたが、その後、エフィッシモが4100円でTOBを実施すると発表、足元では同価格にサヤ寄せする動きとなっていた。意見表明を留保していた同社では前日、エフィッシモのTOBについて反対を表明。これによって、エフィッシモのTOB成功確率が低下したとの見方などが優勢となってきているもよう。
<4506> 住友ファーマ 1593 -57大幅続落。トランプ米大統領は、海外から輸入する医薬品に10月1日から100%の追加関税をかけると表明。具体的な対象製品の範囲は示されておらず、米商務省が連邦官報を通じて告知する見通しのようだ。北米の売上構成比が相対的に高いとみられている同社には警戒感が先行のもよう。なお、日本は分野別関税の税率が最低水準となる「最恵国待遇」を約束されているため、医薬品関税も15%となる可能性は高いとみられる。
<2975> スター・マイカ・ホールディングス 1203 +61大幅続伸。4月に資本業務提携を締結した日本政策投資銀行からのストラクチャリングの検討支援のもと、保有する中古区分所有マンション群を新設された「エルバイト」に譲渡し、新たな不動産流動化ファンドを組成したと発表している。組み入れ資産は所有マンション154戸で総額は30億円程度になるもよう。運用開始日は9月25日。マンション群の譲渡は第4四半期に予定し、業績予想には織り込んでいないようだ。
<9795> ステップ 2577 +120大幅続伸。発行済み株式数の1.78%に当たる28万株、6.72億円を上限とする自己株式の取得実施を発表。取得期間は来月1日から来年9月30日まで。資本効率の向上を通じた株主への利益還元、譲渡制限付株式報酬制度において交付される株式に充当することを目的としている。9月末にかけて上限9億円の自社株買いを実施中であるが、上限に達することなく終了する見込みのため、継続して自社株買いを行っていく形に。
<8334> 群馬銀 1694 +126大幅続伸。前日に業績・配当予想の上方修正を発表している。上半期純利益は従来予想の235億円から270億円、前年同期比17.8%増に、通期では490億円から550億円、前期比25.3%増に引き上げ。貸出金利息や有価証券利息配当金の増加などを主因に本業のコア業務純益が順調に推移しているようだ。業績予想の上振れに伴い、年間配当金計画も従来の50円から60円に引き上げ、前期比15円の増配となる。
<4446> リンクユーG 466 +80ストップ高。世界最大規模のアニメブランドとしてストリーミングサービスなどを手がける米クランチロールと提携し、共同で新たな海外向けマンガサービス「クランチロール・マンガ」を10月9日にリリースすると発表している。同サービスは有料会員向けのオプションサービス、数百タイトルにおよぶ日本の主要出版社の人気マンガが揃い、今後も追加で出版社が参画予定で、さらにラインアップは拡充の見込みとなっているもよう。
<8337> 千葉興銀 1762 +132大幅続伸。千葉銀行と9月中にも経営統合で基本合意と報じられている。27年4月以降に持ち株会社を設立して、両行が傘下に入る方向で検討しているようだ。千葉県地盤の最大手と3番手の地方銀行の組み合わせとなり、全国2位の規模の地銀グループが誕生することになる。方向性自体は想定線とみられるが、経営統合に向けての前進をポジティブ視へ。両行ともに経営統合を検討していることは事実との声明を公表している。
<407A> UNICON HD 1218本日スタンダード市場に新規上場、公開価格1060円を30.7%上回る1385円の初値をつけたが、その後は売りが先行する展開となった。公開価格には配当利回り水準などバリュエーション面で割安感があり、前日のオリオンビールなどの好スタートも初値買い意欲を強めさせたもよう。ただ、ファンドの出口案件としてのイメージが残るほか、業態的に急激な成長イメージも高めにくく、高値寄付き後の上値追いは限定的に。
<6920> レーザーテック 19730 -1800大幅反落。本日は主力の半導体関連株が揃って下落する展開になった。前日の米国市場は、雇用関連指標やGDPなど堅調な経済指標を受けて利下げ継続期待が後退し、ハイテク株を中心に続落となっている。東京市場にも買い一服ムードが強まり、足元で相場上昇をけん引してきた半導体関連株に利食い売りが集まる状況とみられる。アナリストの売り推奨で米オラクルが下落したことも、半導体・AI関連銘柄には逆風となっている。
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