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日本はマイナス金利、金が上昇しやすい環境 サンワード証券の陳氏

*09:29JST 日本はマイナス金利、金が上昇しやすい環境 サンワード証券の陳氏
皆さん、こんにちは。今回は、金についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『日本はマイナス金利、金が上昇しやすい環境』と述べています。

続けて、『先週のNY金(12月)は、雇用統計の予想以上の悪化を受けて、週末に反発した』と伝えています。

また、『米連邦準備理事会(FRB)が29、30日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)では、市場の予想通りに政策金利は据え置きとなった』とし、『パウエルFRB議長は記者会見で、「9月について何も決定していない」と述べ、政策変更に慎重な姿勢を維持した。さらに、米国の経済指標は強く、FRBの利下げ見送りを支援する内容だった。第2四半期米実質GDPは前期から急回復し、2期ぶりにプラス成長となった。6月米個人支出(PCE)物価指数はFRBの物価目標である2.0%を依然として上回っていた』と解説しています。

しかし、『7月雇用統計が予想以上に悪化した。雇用統計では、非農業部門就業者数が前月比7.3万人増と市場予想の11万人増を大幅に下回った。5月と6月の就業者数も大幅に下方修正され、直近3カ月の平均は月3.5万人増と、コロナ禍以降で最低水準となった。金融引き締め継続やトランプ政権の高関税政策の影響で、米経済が急激に冷え込んでいるとの懸念が高まった』と述べています。

一方で、『日銀は30、31日の金融政策決定会合で、政策金利を0.5%に据え置いた。植田総裁は記者会見で「インフレ率の上方修正だけで、金融政策が左右される種類のものではない」と発言し、利上げに慎重な姿勢を見せた。そのため、円買いが一方的に進むことは難しいだろう』と見解を述べています。

陳さんは、『金は利子を産まない資産だが、日米の実質金利(名目金利-インフレ率)を比べると、円建て金がいかに上昇しやすい環境にあるかがわかる。米国は4.5%-2.7%=+1.8%だが、日本は0.5%-3.3%=-2.8%とマイナス金利になっており、円建て金は上昇しやすい環境にある。いずれ、7月23日の上場来最高値1万6326円を超えて一段高の展開になろう』と考察しています。OSE金予想レンジは、『1万5900~1万6400円』と想定しています。


参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の8月6日付「日本はマイナス金利、金が上昇しやすい環境」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。




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