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NYの視点:米FOMC議事要旨(10月分)、大半の参加者が12月据え置き支持、ドル指数200DMA突破で一段高の可能性

*07:40JST NYの視点:米FOMC議事要旨(10月分)、大半の参加者が12月据え置き支持、ドル指数200DMA突破で一段高の可能性
米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した前回10月連邦公開市場委員会(FOMC)での議事要旨で、大多数の当局者が12月利下げに否定的な考えを示したことが明かになった。同時に、「数人が利下げに反対した」ことも明らかになった。米労働統計局は10月分の雇用統計の発表を中止。労働市場の減速を理由に利下げを継続してきたが、現状不透明で、様子見を望む委員が増えると見られる。11月雇用統計も12月FOMC後の発表と、雇用統計の発表が不足し、政策判断は困難となる。

また、FRB高官の見通しは依然、大きく相違している。12月利下げを巡り、数人のメンバーは利下げに慎重で政策据え置きを支持。他のメンバーは今後のデータ次第で、判断してく姿勢。一方、12月も保険で0.25%の利下げが必要との見解もある。ミラン理事は引き続き0.5%利下げを主張すると見られる。12月利下げが見送られる可能性が強まったことに加え、たとえ、12月FOMCで0.25%の利下げが決定したとしても、少なくとも2メンバーの反対票が想定されるタカ派利下げとなる可能性が高い。トランプ大統領は引き続き利下げ要請し、パウエルFRB議長に加え、ベッセント米財務長官にまで圧力を強めた。

短期金融市場での12月利下げ確率も30%を割り込み、ドル指数は100を突破。200日移動平均水準(DMA)も上抜けており、一段高の可能性がある。

◇2025 FOMCメンバーの12月会合での予想
パウエルFRB議長
ウィリアムズ米NY連銀総裁:指標次第
バーFRB理事
ボウマン米連邦準備制度理事会(FRB)副議長:0.25%利下げ
コリンズ米ボストン連銀総裁:据え置き
クック理事
グールズビー米シカゴ連銀総裁:指標次第
ジェファーソンFRB副議長:指標次第
ミランFRB理事:0.5%利下げ
ムサレム米セントルイス連銀総裁講:据え置き
シュミッド米カンザスシティ連銀総裁:据え置き
ウォラーFRB理事:0.25%利下げ



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