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注目銘柄ダイジェスト(前場):ルネサス、ディスコ、シーユーシーなど
2024/07/25 11:45
*11:45JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ルネサス、ディスコ、シーユーシーなど
ルネサス<6723>:2491円(-500円)
ストップ安。本日、上半期決算を発表している。営業利益は1476億円で前年同期比33.1%減となり、4-6月期は697億円で同28.3%減となっている。前四半期比でも、売上総利益率が0.1%低下し減益となっている。7-9月期のNON-GAAPベースでの営業利益は売上収益の中央値で957億円としており、4-6月期実勢の1106億円を下回る状況に。本日は半導体関連を中心とした全体株安の影響も響いているとみられる。
オービック<4684>:21675円(+595円)
反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は186億円で前年同期比7.0%増となり、通期予想の780億円、前期比10.0%との比較でやや進捗率は低いが、会社側では想定の範囲内としている。SIが伸び悩んだものの、システムサポートは高い伸びを続ける形になっている。サプライズは限定的とみられるが、前期決算発表後から株価に出遅れ感があること、全体株安の中でディフェンシブ性に関心が集まっていることから、ポジティブ反応が優勢に。
ディスコ<6146>:45480円(-3320円)
大幅続落。米国株式市場の大幅下落や為替市場での円高進行を受け、本日の東京市場は全面安の展開になっている。なかでも、同社やルネサス、アドバンテストなど半導体関連の主力株が下落率上位に顔を揃える。決算が嫌気されてテスラが12%安、アルファベットが5%安となるなど、米国ではハイテク株を中心に売りが広まっており、半導体関連でもエヌビディアが6.8%安となって、SOX指数は5.4%の大幅安になっている。
小林製薬<4967>:5953円(+303円)
大幅続伸。前日に提出された大量報告書によると、オアシスマネジメントが5.20%を保有する大株主になっていることが明らかになっている。保有目的は、ポートフォリオ投資および重要提案行為を行うこととしている。「紅麹」成分入りのサプリメントを巡る健康被害問題により、経営トップから創業家が退くことになった直後のタイミングでもあり、思惑買いを誘う展開にもなっているようだ。
大栄環境<9336>:2722円(+112円)
大幅反発。SBI証券では投資判断「買い」、目標株価4100円で新規カバレッジを開始している。最終処分場をもつ強固なビジネスモデル、プラスチック新法による新たな事業拡大、公民連携による重要なインフラ企業になる可能性などを背景に、業績は過去最高益更新が続くと考えている。同社は 467自治体と取引があるなど信頼関係が構築できており、廃棄物処理施設の整備・運営が困難になっている自治体にとって最良のパートナーとみているようだ。
エコナビスタ<5585>:2225円(+400円)
ストップ高。24日の取引終了後、エーザイと認知症領域でのエコシステム構築を目指した業務提携契約を締結するとともに、協業を開始したと発表し、好材料視されている。エーザイの脳の健康度のデジタルチェックツール「のうKNOW」や、エコナビスタの睡眠や生活習慣データから健康状態の推移を可視化する「ライフリズムナビ」および同社が開発し特許を保有する「認知症予測モデル」などを用い、高齢者施設の入居者に対して認知機能の変化に対する気づきを促す実証実験を推進する。
シーユーシー<9158>:1899円(+393円)
急騰、一時ストップ高。25年3月期第1四半期の業績を発表し好感されている。売上高は前年同期比38.3%増の105億9700万円、純利益は同100.5%増の9億6600万円だった。医療機関セグメントでは、支援先医療機関の増加やM&A支援報酬の増加等により国内の売上収益が増加したことに加え、24年1月の米国足病事業買収により海外の売上収益が増加した。また、ホスピスセグメントでは定員50名以上の施設の稼働率が上昇、居宅訪問看護セグメントでは利用者数と利用者当たりケア時間が増加した。
モダリス<4883>:103円(+1円)
大幅続伸。24日、米国ボストンで開催される第16回バイオプロセスサミットにおいてMDL-101の筋肉特異的改変型AAVベクター製造開発データの発表を行うと開示し、好材料視されている。改変型キャプシドは、多くのグループで研究が進み目覚ましい成果を上げているが、一方で実用化に向けた製造はまだ開発途上にある。今回の学会では、同社が臨床に向けて開発中で、筋肉特異的改変型AAVベクターを採用しているMDL-101の製造方法、結果などを含む内容を発表する。
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ルネサス<6723>:2491円(-500円)
ストップ安。本日、上半期決算を発表している。営業利益は1476億円で前年同期比33.1%減となり、4-6月期は697億円で同28.3%減となっている。前四半期比でも、売上総利益率が0.1%低下し減益となっている。7-9月期のNON-GAAPベースでの営業利益は売上収益の中央値で957億円としており、4-6月期実勢の1106億円を下回る状況に。本日は半導体関連を中心とした全体株安の影響も響いているとみられる。
オービック<4684>:21675円(+595円)
反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は186億円で前年同期比7.0%増となり、通期予想の780億円、前期比10.0%との比較でやや進捗率は低いが、会社側では想定の範囲内としている。SIが伸び悩んだものの、システムサポートは高い伸びを続ける形になっている。サプライズは限定的とみられるが、前期決算発表後から株価に出遅れ感があること、全体株安の中でディフェンシブ性に関心が集まっていることから、ポジティブ反応が優勢に。
ディスコ<6146>:45480円(-3320円)
大幅続落。米国株式市場の大幅下落や為替市場での円高進行を受け、本日の東京市場は全面安の展開になっている。なかでも、同社やルネサス、アドバンテストなど半導体関連の主力株が下落率上位に顔を揃える。決算が嫌気されてテスラが12%安、アルファベットが5%安となるなど、米国ではハイテク株を中心に売りが広まっており、半導体関連でもエヌビディアが6.8%安となって、SOX指数は5.4%の大幅安になっている。
小林製薬<4967>:5953円(+303円)
大幅続伸。前日に提出された大量報告書によると、オアシスマネジメントが5.20%を保有する大株主になっていることが明らかになっている。保有目的は、ポートフォリオ投資および重要提案行為を行うこととしている。「紅麹」成分入りのサプリメントを巡る健康被害問題により、経営トップから創業家が退くことになった直後のタイミングでもあり、思惑買いを誘う展開にもなっているようだ。
大栄環境<9336>:2722円(+112円)
大幅反発。SBI証券では投資判断「買い」、目標株価4100円で新規カバレッジを開始している。最終処分場をもつ強固なビジネスモデル、プラスチック新法による新たな事業拡大、公民連携による重要なインフラ企業になる可能性などを背景に、業績は過去最高益更新が続くと考えている。同社は 467自治体と取引があるなど信頼関係が構築できており、廃棄物処理施設の整備・運営が困難になっている自治体にとって最良のパートナーとみているようだ。
エコナビスタ<5585>:2225円(+400円)
ストップ高。24日の取引終了後、エーザイと認知症領域でのエコシステム構築を目指した業務提携契約を締結するとともに、協業を開始したと発表し、好材料視されている。エーザイの脳の健康度のデジタルチェックツール「のうKNOW」や、エコナビスタの睡眠や生活習慣データから健康状態の推移を可視化する「ライフリズムナビ」および同社が開発し特許を保有する「認知症予測モデル」などを用い、高齢者施設の入居者に対して認知機能の変化に対する気づきを促す実証実験を推進する。
シーユーシー<9158>:1899円(+393円)
急騰、一時ストップ高。25年3月期第1四半期の業績を発表し好感されている。売上高は前年同期比38.3%増の105億9700万円、純利益は同100.5%増の9億6600万円だった。医療機関セグメントでは、支援先医療機関の増加やM&A支援報酬の増加等により国内の売上収益が増加したことに加え、24年1月の米国足病事業買収により海外の売上収益が増加した。また、ホスピスセグメントでは定員50名以上の施設の稼働率が上昇、居宅訪問看護セグメントでは利用者数と利用者当たりケア時間が増加した。
モダリス<4883>:103円(+1円)
大幅続伸。24日、米国ボストンで開催される第16回バイオプロセスサミットにおいてMDL-101の筋肉特異的改変型AAVベクター製造開発データの発表を行うと開示し、好材料視されている。改変型キャプシドは、多くのグループで研究が進み目覚ましい成果を上げているが、一方で実用化に向けた製造はまだ開発途上にある。今回の学会では、同社が臨床に向けて開発中で、筋肉特異的改変型AAVベクターを採用しているMDL-101の製造方法、結果などを含む内容を発表する。
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