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今日の為替市場ポイント:米長期金利の低下を意識してドルは伸び悩む可能性
2025/01/17 08:24
*08:24JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の低下を意識してドルは伸び悩む可能性
16日のドル・円は、東京市場では156円52銭から155円21銭まで下落。欧米市場では156円35銭まで買われた後、155円11銭まで反落し、155円20銭で取引終了。本日17日のドル・円は主に155円台で推移か。米長期金利の低下を意識してドルは伸び悩む可能性がある。
報道によると、米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は米CNBCで「インフレ率は目標である2%に近づいており、こうした数字が続くなら、今年前半に利下げが行われると考えるのが妥当」、「おそらく他の人が考えているよりも少し早く2%に近づくと楽観している」とした。同理事は「インフレの動向次第では年内で3回ないし4回の利下げがあり得る」との見方を伝えた。現時点で利下げ再開は5月以降になるとの見方が多いものの、インフレが予想以上に抑制された場合、3月に利下げが行われる可能性が浮上する。そうなると1月のインフレ関連指標が重要な手掛かり材料となりそうだ。
<CS>
16日のドル・円は、東京市場では156円52銭から155円21銭まで下落。欧米市場では156円35銭まで買われた後、155円11銭まで反落し、155円20銭で取引終了。本日17日のドル・円は主に155円台で推移か。米長期金利の低下を意識してドルは伸び悩む可能性がある。
報道によると、米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は米CNBCで「インフレ率は目標である2%に近づいており、こうした数字が続くなら、今年前半に利下げが行われると考えるのが妥当」、「おそらく他の人が考えているよりも少し早く2%に近づくと楽観している」とした。同理事は「インフレの動向次第では年内で3回ないし4回の利下げがあり得る」との見方を伝えた。現時点で利下げ再開は5月以降になるとの見方が多いものの、インフレが予想以上に抑制された場合、3月に利下げが行われる可能性が浮上する。そうなると1月のインフレ関連指標が重要な手掛かり材料となりそうだ。
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