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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ECB利下げ継続も米GDP鈍化でドル買い縮小

*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ECB利下げ継続も米GDP鈍化でドル買い縮小
30日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。欧州中銀(ECB)の利下げスタンスが見込まれ、ユーロ売りがドルを押し上げる可能性がある。ただ、米経済指標が低調なら再び利下げ観測が高まり、ドル買いは縮小しそうだ。

米連邦公開市場委員会(FOMC)は4会合ぶりに政策維持を決め、声明で今後の利下げに慎重な姿勢を示した。ただ、その後のパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言はスタンスが不明確で、ドル買いは抑制された。一方、ECBの利下げが織り込まれ、ユーロ売りは限定的。ユーロとドルは売り買い交錯でユーロ・ドルは下げ渋り、ドル・円は上値の重い展開に。本日アジア市場は需給要因でドル・円は155円を割り込んだ。

この後の海外市場はユーロとドルを中心とした値動きが予想される。ECBの追加利下げは織り込まれているものの、域内経済の不透明感から緩和継続が見込まれればユーロ売りに振れドルを押し上げる見通し。一方、FOMCは今後の利下げに慎重だったものの、米国内総生産(GDP)速報値は前回から伸びが鈍化すると予想され、緩和継続の見方が広がればドル買いは後退しそうだ。もっとも、米株高が期待されリスク選好の円売りがドルを支える。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 独・10-12月期国内総生産速報値(予想:前年比-0.3%)
・19:00 ユーロ圏・10-12月期域内総生産速報値(予想:前年比+1.0%、7-9月期:+0.9%)
・19:00 ユーロ圏・12月失業率(予想:6.3%、11月:6.3%)
・22:15 欧州中央銀行(ECB)政策金利発表
・時間未定 南アフリカ準備銀行政策金利発表
・22:30 米・10-12月期国内総生産速報値(予想:前期比年率+2.7%、7-9月期:+3.1%)
・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:22.5万件、前回:22.3万件)



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2025/01/29 15:30 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

買い   2,569 銘柄
713 銘柄   売り
 
 
 
6098 リクルートH 買い転換
8766 東京海上H 売り転換
4063 信越化学工業 売り転換
6503 三菱電機 売り転換
8015 豊田通商 買い転換



 
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