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注目銘柄ダイジェスト(前場):JMDC、日電硝、SBIレオスなど
2025/02/06 11:38
*11:38JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):JMDC、日電硝、SBIレオスなど
キッコマン<2801>:1462.5円(-102.5円)
大幅反落。前日に第3四半期の決算を発表、10-12月期事業利益は204億円で前年同期比3.6%減となっている。供給力不足などで欧州しょうゆの売上が失速する形になっているもよう。北米の増益率も固定費増などで鈍化する格好に。第3四半期累計営業利益は625億円で前年同期比17.1%増だが、2四半期連続で増益率は小幅にとどまっており、通期業績の上振れ期待などは後退する方向のようだ。
カナデビア<7004>:984円(-68円)
大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は65.8億円で前年同期比21.6%減となり、通期予想は260億円、前期比6.9%増を据え置いている。第2四半期ではInovaの通期見通しを上方修正していたが、今回は買収子会社の償却費上振れなどによって下方修正しており、期待感が後退する形になっている。なお、サプライズは限定的であるが、10-12月期受注高は前年同期比16.3%減と減少。
日電硝<5214>:3690円(+301円)
大幅続伸。前日に24年12月期の決算を発表、営業利益は61.2億円で前期104億円の赤字から黒字転換、会社計画の50億円などを上振れている。25年12月期は200億円で同3.3倍の見通し、170億円程度のコンセンサスも上回っている。ディスプレイ用ガラスの値上げ効果などが背景に。また、発行済み株式数の8.67%に当たる700万株、200億円を上限とする自己株式の取得実施も発表へ。
トヨタ自<7203>:2909円(-54円)
反落。前日の取引時間中に第3四半期の決算を発表、その後は買い先行となり、本日も買いが先行したが、伸びきれず反落の展開になっている。10-12月期営業利益は1兆2153億円で前年同期比27.7%減となり、1兆3500億円程度の市場予想を下振れている。一方、通期予想は従来の4兆3000億円から4兆7000億円、前期比12.2%減に上方修正。コンセンサスは4兆8000億円程度に近い水準へ。為替影響などが上振れの主因。
JMDC<4483>:3464円(-465円)
大幅続落。前日に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は25.6億円で前年同期比24.2%増となったが、会社計画や市場予想を下回っているもよう。第3四半期累計営業利益は58.1億円で前年同期比2.6%増であり、据え置きの通期計画93億円、前期比32.7%増の達成にはハードルが高まったとの見方に。人材採用の積極化などによる固定費上昇の影響などが強いようだ。
GMOメディア<6180>:5100円 カ -
ストップ高買い気配。24年12月期業績とあわせ増配及び配当方針の変更、株主優待制度の導入を発表した。売上高は66.06億円(前年同期比5.4%増)、経常利益は7.59億円(同40.5%増)と好調だった。年間配当は174円から196円(前期実績は105円)に増額する。また、配当性向を50%以上から65%以上に変更、株主優待制度は対象となる株主にGMOクリック証券での同社株式の買付で対象期間中に生じた手数料相当額について10,000円を上限にキャッシュバックする内容となっている。
SBIレオス<165A>:195円(+19円)
急騰。25年3月期通期業績予想及び株主優待制度導入を発表し、これを好感した買いが先行している。非公表だった25年3月期連結業績予想について、売上高を前期比11.5%増の115億円、経常利益を同11.2%増の20億円としている。あわせて株主優待制度導入を発表しており、毎年3月末時点の同社株主名簿に記載された1000株以上を保有する株主を対象として、保有する株式数に応じてレオス・キャピタルワークスが運用する投資信託の口数の贈呈か、相当金額の寄付のどちらかを選べるとしている。
HOUSEI<5035>:449円(+34円)
急騰。5日の取引終了後に24年12月期通期業績予想の上方修正を発表し、好材料視されている。売上高を47.90億円から49.18億(2.7%増)へ、経常損益を0.77億円から1.28億円(66.6%増)へ上方修正した。売上高が予想数値を1.28億円上回る見通しとなったため、営業利益は予想数値を0.26億円上回る見通しとなった。中国子会社で計上した営業外収益が想定を上回ったため、経常利益は0.51億円、親会社株主に帰属する当期純利益は0.65億円予想数値を上回る見通しとなった。
<ST>
キッコマン<2801>:1462.5円(-102.5円)
大幅反落。前日に第3四半期の決算を発表、10-12月期事業利益は204億円で前年同期比3.6%減となっている。供給力不足などで欧州しょうゆの売上が失速する形になっているもよう。北米の増益率も固定費増などで鈍化する格好に。第3四半期累計営業利益は625億円で前年同期比17.1%増だが、2四半期連続で増益率は小幅にとどまっており、通期業績の上振れ期待などは後退する方向のようだ。
カナデビア<7004>:984円(-68円)
大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は65.8億円で前年同期比21.6%減となり、通期予想は260億円、前期比6.9%増を据え置いている。第2四半期ではInovaの通期見通しを上方修正していたが、今回は買収子会社の償却費上振れなどによって下方修正しており、期待感が後退する形になっている。なお、サプライズは限定的であるが、10-12月期受注高は前年同期比16.3%減と減少。
日電硝<5214>:3690円(+301円)
大幅続伸。前日に24年12月期の決算を発表、営業利益は61.2億円で前期104億円の赤字から黒字転換、会社計画の50億円などを上振れている。25年12月期は200億円で同3.3倍の見通し、170億円程度のコンセンサスも上回っている。ディスプレイ用ガラスの値上げ効果などが背景に。また、発行済み株式数の8.67%に当たる700万株、200億円を上限とする自己株式の取得実施も発表へ。
トヨタ自<7203>:2909円(-54円)
反落。前日の取引時間中に第3四半期の決算を発表、その後は買い先行となり、本日も買いが先行したが、伸びきれず反落の展開になっている。10-12月期営業利益は1兆2153億円で前年同期比27.7%減となり、1兆3500億円程度の市場予想を下振れている。一方、通期予想は従来の4兆3000億円から4兆7000億円、前期比12.2%減に上方修正。コンセンサスは4兆8000億円程度に近い水準へ。為替影響などが上振れの主因。
JMDC<4483>:3464円(-465円)
大幅続落。前日に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は25.6億円で前年同期比24.2%増となったが、会社計画や市場予想を下回っているもよう。第3四半期累計営業利益は58.1億円で前年同期比2.6%増であり、据え置きの通期計画93億円、前期比32.7%増の達成にはハードルが高まったとの見方に。人材採用の積極化などによる固定費上昇の影響などが強いようだ。
GMOメディア<6180>:5100円 カ -
ストップ高買い気配。24年12月期業績とあわせ増配及び配当方針の変更、株主優待制度の導入を発表した。売上高は66.06億円(前年同期比5.4%増)、経常利益は7.59億円(同40.5%増)と好調だった。年間配当は174円から196円(前期実績は105円)に増額する。また、配当性向を50%以上から65%以上に変更、株主優待制度は対象となる株主にGMOクリック証券での同社株式の買付で対象期間中に生じた手数料相当額について10,000円を上限にキャッシュバックする内容となっている。
SBIレオス<165A>:195円(+19円)
急騰。25年3月期通期業績予想及び株主優待制度導入を発表し、これを好感した買いが先行している。非公表だった25年3月期連結業績予想について、売上高を前期比11.5%増の115億円、経常利益を同11.2%増の20億円としている。あわせて株主優待制度導入を発表しており、毎年3月末時点の同社株主名簿に記載された1000株以上を保有する株主を対象として、保有する株式数に応じてレオス・キャピタルワークスが運用する投資信託の口数の贈呈か、相当金額の寄付のどちらかを選べるとしている。
HOUSEI<5035>:449円(+34円)
急騰。5日の取引終了後に24年12月期通期業績予想の上方修正を発表し、好材料視されている。売上高を47.90億円から49.18億(2.7%増)へ、経常損益を0.77億円から1.28億円(66.6%増)へ上方修正した。売上高が予想数値を1.28億円上回る見通しとなったため、営業利益は予想数値を0.26億円上回る見通しとなった。中国子会社で計上した営業外収益が想定を上回ったため、経常利益は0.51億円、親会社株主に帰属する当期純利益は0.65億円予想数値を上回る見通しとなった。
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