フィスコニュース


週末の持ち高調整の売りも決算物色は活発【クロージング】

*16:45JST 週末の持ち高調整の売りも決算物色は活発【クロージング】
14日の日経平均は4営業日ぶりに反落。312.04円安の39149.43円(出来高概算20億3000万株)で取引を終えた。連日の株価上昇の反動から利益確定の売りが先行した。一時39543.93円とプラスに転じる場面もあったものの、円相場が一時1ドル=152円台半ばと前日までの円安が一服したことも利食いに向かわせた。また、週明け17日の米国市場が休場となるだけに、持ち高調整の動きもあったようだ。日経平均は後場終盤にかけて下げ幅を広げ、39133.94円まで水準を切り下げた。

東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1100を超え、全体の7割近くを占めた。セクター別では、石油石炭、電気機器、その他製品、銀行など6業種が上昇。一方、非鉄金属、医薬品、繊維製品、パルプ紙など27業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ソニーG<6758>、ソフトバンクG<9984>、トレンド<4704>、京セラ<6971>、TOPPAN<7911>が堅調だった半面、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、大塚HD<4578>、TDK<6762>が軟調だった。

前日の米国株は、トランプ大統領の相互関税が即時発動されなかったことなどが好感され、主要株価指数は上昇した。ただし、東京市場は前日の上昇である程度織り込んでいたため、利食い売りが先行した。個別では、好決算を発表したソニーGが株式分割を考慮した上場来高値を更新したほか、TOPPANなど好決算銘柄への投資意欲は活発だった。

日経平均は反落したが、当然の調整との見方が大半だ。この週末にトランプ氏が関税政策などについてどのような発言をするのか気がかりでもあり、積極的な売買は手控えられた。また、米国では14日、1月の小売売上高が発表される。先日の米消費者物価指数のようにインフレ懸念が高まるのか、それとも弱い結果となり、景気減速リスクにつながるのか見定める必要もあり、経済指標を受けた米国市場の動きにも警戒が必要だろう。



<CS>

NY為替:ドル弱含み、米1月小売売上高は予想を下回る [注目トピックス 市況・概況] 2025/02/15 07:40
NY株式:NYダウは165ドル安、小売売上高の弱さを警戒 [注目トピックス 市況・概況] 2025/02/15 07:01
2月14日のNY為替概況 [注目トピックス 市況・概況] 2025/02/15 04:54
[通貨オプション]OP売り、米国連休控え [注目トピックス 市況・概況] 2025/02/15 04:34


 
【重要】株予報/株予報Proを装った偽サイト、偽アカウント、偽広告にご注意ください

株予報/株予報Pro等の当社サービスを装ったり、当社の名を騙った偽サイト、偽アカウント、偽広告が確認されております。

偽サイト及び偽アカウントは、不正サイトへの誘導、個人情報の取得及び悪用、投資詐欺に遭う可能性がございますのでアクセスされないようにご注意ください。

当社では投資勧誘は行っておりません。LINEなどのSNSを利用した投資詐欺にご注意ください。

株予報 トレンドシグナル ®

2025/02/13 15:30 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

買い   2,007 銘柄
956 銘柄   売り
 
 
 
8766 東京海上H 買い転換
4063 信越化学工業 買い転換
7751 キヤノン 買い転換
4502 武田薬品工業 買い転換
9613 NTTデータG 買い転換



 
本情報の正確性には万全を期しておりますが、情報は変更になる場合があります。 また、第三者による人為的改ざん、機器の誤作動などの理由により本情報に誤りが生じる可能性があります。 本情報は、情報の提供のみを目的としており、金融商品の販売又は勧誘を目的としたものではありません。 投資にあたっての最終決定は利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 本情報に基づいて行われる判断について、株式会社アイフィスジャパンは一切の責任を負いません。 なお、本情報の著作権は、株式会社アイフィスジャパン及び情報提供者に帰属します。 TOPIX及び東証業種別株価指数の指数値及びそれらに係る標章又は商標は、株式会社JPX総研又は株式会社JPX総研の関連会社の知的財産です。 本情報の転用、複製、販売等の一切を固く禁じております。
IFIS