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【市場反応】米1月小売売上高は予想以上に悪化、ドル売り
2025/02/14 23:13
*23:13JST 【市場反応】米1月小売売上高は予想以上に悪化、ドル売り
米商務省が発表した1月小売売上高は前月比-0.9%となった。12月から予想以上に落ち込み23年3月来で最低。カリフォルニアの山火事や悪天候が影響したと指摘されている。ただ、12月分は+0.7%と、+0.4%から上方修正された。変動の激しい自動車除く同月小売売上高は前月比-0.4%と、12月から予想外に1年ぶりのマイナスに落ち込んだ。12月分は+0.7%と、+0.4%から上方修正された。国内総生産(GDP)の算出に用いられるコントロールグループは前月比―0.8%と、予想外の昨年8月来のマイナス。下落率は23年3月以降ほぼ2年ぶり最大となった。
結果を受け、1-3月期GDPの減速が予想される。
米1月輸入物価指数は前月比+0.3%。12月+0.2%から伸び拡大し昨年4月来で最大となった。しかし、予想を下回った。1月輸出物価指数は前月比+1.3%と、12月+0.5%から伸び縮小予想に反し拡大し、22年5月来で最大となった。
小売が予想以上に悪化したため米10年債利回りは4.53%から4.47%まで低下。ドル売りが加速し、152円80銭から152円08銭まで下落した。ユーロ・ドルは1.0470ドルから1.0495ドルまで上昇。ポンド・ドルは1.2582ドルから1.2611ドルまで上昇した。
【経済指標】
・米・1月小売売上高:前月比-0.9%(予想―0.2%、12月:+0.7%←+0.4%)
・米・1月小売売上高(自動車除く):前月比-0.4%(予想:+0.3%、12月:+0.7%←+0.4%)
・米・1月輸入物価指数:前月比+0.3%(予想:前月比+0.4%、12月:+0.2%←+0.1%)
・米・1月輸出物価指数:前月比+1.3%(予想:前月比+0.3%、12月:+0.5%←+0.3%)
<KY>
米商務省が発表した1月小売売上高は前月比-0.9%となった。12月から予想以上に落ち込み23年3月来で最低。カリフォルニアの山火事や悪天候が影響したと指摘されている。ただ、12月分は+0.7%と、+0.4%から上方修正された。変動の激しい自動車除く同月小売売上高は前月比-0.4%と、12月から予想外に1年ぶりのマイナスに落ち込んだ。12月分は+0.7%と、+0.4%から上方修正された。国内総生産(GDP)の算出に用いられるコントロールグループは前月比―0.8%と、予想外の昨年8月来のマイナス。下落率は23年3月以降ほぼ2年ぶり最大となった。
結果を受け、1-3月期GDPの減速が予想される。
米1月輸入物価指数は前月比+0.3%。12月+0.2%から伸び拡大し昨年4月来で最大となった。しかし、予想を下回った。1月輸出物価指数は前月比+1.3%と、12月+0.5%から伸び縮小予想に反し拡大し、22年5月来で最大となった。
小売が予想以上に悪化したため米10年債利回りは4.53%から4.47%まで低下。ドル売りが加速し、152円80銭から152円08銭まで下落した。ユーロ・ドルは1.0470ドルから1.0495ドルまで上昇。ポンド・ドルは1.2582ドルから1.2611ドルまで上昇した。
【経済指標】
・米・1月小売売上高:前月比-0.9%(予想―0.2%、12月:+0.7%←+0.4%)
・米・1月小売売上高(自動車除く):前月比-0.4%(予想:+0.3%、12月:+0.7%←+0.4%)
・米・1月輸入物価指数:前月比+0.3%(予想:前月比+0.4%、12月:+0.2%←+0.1%)
・米・1月輸出物価指数:前月比+1.3%(予想:前月比+0.3%、12月:+0.5%←+0.3%)
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