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NY株式:NYダウは114ドル高、ハイテクが重し

*06:01JST NY株式:NYダウは114ドル高、ハイテクが重し
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は114.09ドル高の40227.59ドル、ナスダックは16.81ポイント安の17366.13で取引を終了した。

政府の関税策への不透明感が存続も減税策への期待が相殺し、寄り付き後、小幅上昇。その後、地区連銀製造業活動指数が予想以上に悪化すると、関税の経済への影響を警戒した売りが強まり、相場は一時下落に転じた。その後も、半導体エヌビディア(NVDA)の下落が重しとなり、ナスダックは一段安。終盤にかけ、国債相場が堅調に推移したことを好感し、買戻しが目立ち、相場は下げ幅を縮小した。ダウはプラス圏を再び回復し終了。セクター別では電気通信サービス、保険が上昇、半導体・同製造装置が下落した。

航空機メーカーのボーイング(BA)はアナリストの投資判断引き上げ、中国が受け取りを停止している航空機をリヤド航空が購入する計画を発表、さらに、同業のエアバス(AIR FR)が同社に航空機部品を供給するスピリット・エアロシステムズ(SPR)の一部工場を取得することで合意したことで、買われた。ホテルチェーンのマリオット・インターナショナル(MAR)はオランダのホテルチェーン購入で、「手頃な贅沢」へのビジネス拡大に伴う収益増を期待し、上昇。百貨店のメーシーズ(M)や在宅フィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブ(PTON)はアナリストの投資判断引き上げでそれぞれ上昇した。

半導体のエヌビディア(NVDA)は同社に対抗すべく中国の通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)が最新かつ最も高性能の人工知能(AI)プロセッサーの試験を準備しているとウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙が報じ競争激化を警戒し、下落。製薬会社のイーライ・リリー(LLY)はアナリストが投資判断を2段階引き下げ、下落した。

ソフトウエア会社のケイデンス・デザイン・システムズ(CDNS)は取引終了後に四半期決算を発表。1株利益が予想を上回り時間外取引で買われている。一方、
半導体メーカーのNXPセミコンダクターズ(NXPI)は内容が予想に一致したが、最高経営責任者(CEO)が非常に不透明な環境にあると慎重な見通しが嫌気され、時間外取引で売られている。


(Horiko Capital Management LLC)

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