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注目銘柄ダイジェスト(前場):TOA、東京ベース、ストリームMなど
2025/05/07 11:36
*11:36JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):TOA、東京ベース、ストリームMなど
住友ファーマ<4506>:878円(-63円)
大幅反落。トランプ米大統領が医薬品に対する関税措置について「今後2週間内に発表する」と発言、関税への影響が警戒される形から、本日は医薬品セクターが業種別下落率のトップになっている。同社は直近、想定以上の上方修正が好感されて株価は急伸しており、利食い売り圧力なども強まりやすい状況にあったとみられる。また、同社は北米での売上構成比が高いとされ、相対的な関税の影響も大きいと懸念されている。
東京ベース<3415>:284円(+22円)
大幅反発。2日に4月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比8.2%増となり、6カ月連続でのプラス成長となっている。ECが同12.3%減少した一方、実店舗が同8.8%増と伸長した。日本海外ともにプラス成長、日本の実店舗においてはインバウンド需要が好調だったもよう。3月の同1.2%増から伸び率は拡大、他の衣料品専門店各社が増収率を落とす中で、ポジティブな見方が強まっているようだ。
良品計画<7453>:5054円(+285円)
大幅続伸。2日に4月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比9.8%増となり、15カ月連続でのプラス成長となっている。客数が同3.8%増加したほか、客単価も同5.8%上昇。前月の同20.5%増からは伸び率鈍化も、他の衣料品専門店各社との比較では伸び率が高水準ともなっている。月後半からは2ケタ増に回帰しているもよう。生活雑貨、食品が2ケタ増と牽引する形に。
JR西<9021>:3257円(+170円)
大幅続伸。2日に25年3月期の決算を発表している。営業利益は1802億円で前期比0.2%増となり、従来計画の1700億円を上振れ。また、26年3月期は1900億円で同5.5%増の見通し。中計目標1850億円や市場コンセンサスを上回っている。万博効果などが押し上げ要因につながるもよう。25年3月期年間配当金は84.5円で従来計画から10.5円上振れ。26年3月期は86円を計画。2000万株、500億円を上限とする自社株買いも発表。
TOA<6809>:1045円(+110円)
大幅続伸。2日に25年3月期の決算を発表、営業利益は35.9億円で前期比18.5%増となり、従来予想の37億円をやや下回る着地となったが、第3四半期までの減益決算からは増益転換。26年3月期は45億円で同25.4%増と連続2ケタ増益見通しに。放送システムの販売増や原材料価格の上昇一服などが寄与するもよう。年間配当金は前期比2円増の42円を計画。想定以上のガイダンスがポジティブなインパクトにつながる形へ。
ストリームM<4772>:105円(-10円)
大幅に4営業日ぶり反落。25年12月期第1四半期(25年1-3月)の営業利益を前年同期比81.7%減の0.42億円と発表している。今期は下期偏重の計画としており、コンサート開催数や動員数が減少したことから減益となった。ただ、エンターテインメント事業は計画を上回る着地になったという。通期予想は前期比11.5%増の4.05億円で据え置いた。第1四半期の減益や前営業日までの続伸の反動で売りが先行しているようだ。
MTG<7806>:3110円(+236円)
大幅に3営業日ぶり反発。25年9月期の営業利益予想を従来の70.00億円から93.00億円(前期実績32.77億円)に上方修正している。国内の売上高が好調に推移したことに加え、新商品の売上比率向上による粗利の増加やブランド力向上によるマーケティング効果が利益を押し上げる見通し。業績予想の修正を受け、期末配当予想を従来の15.00円から18.00円(前期末実績13.00円)に増額修正した。
ファンデリー<3137>:447円(+12円)
大幅に3営業日ぶり反発。フード事業などを手掛けるMiK(青森市)が運営するスーパーマーケットのCelestで、ファンデリーの国産ハイブランド冷食「旬をすぐに」の販売を開始したと発表している。Celestは青森市内の複合商業施設で運営しており、全国の特産品の中から厳選した商品を取り揃えているという。MiKはCelestのほかにも北海道、青森県、新潟県、宮城県などでフード事業を展開しており、拡販に期待した向きが買いを入れているようだ。
<ST>
住友ファーマ<4506>:878円(-63円)
大幅反落。トランプ米大統領が医薬品に対する関税措置について「今後2週間内に発表する」と発言、関税への影響が警戒される形から、本日は医薬品セクターが業種別下落率のトップになっている。同社は直近、想定以上の上方修正が好感されて株価は急伸しており、利食い売り圧力なども強まりやすい状況にあったとみられる。また、同社は北米での売上構成比が高いとされ、相対的な関税の影響も大きいと懸念されている。
東京ベース<3415>:284円(+22円)
大幅反発。2日に4月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比8.2%増となり、6カ月連続でのプラス成長となっている。ECが同12.3%減少した一方、実店舗が同8.8%増と伸長した。日本海外ともにプラス成長、日本の実店舗においてはインバウンド需要が好調だったもよう。3月の同1.2%増から伸び率は拡大、他の衣料品専門店各社が増収率を落とす中で、ポジティブな見方が強まっているようだ。
良品計画<7453>:5054円(+285円)
大幅続伸。2日に4月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比9.8%増となり、15カ月連続でのプラス成長となっている。客数が同3.8%増加したほか、客単価も同5.8%上昇。前月の同20.5%増からは伸び率鈍化も、他の衣料品専門店各社との比較では伸び率が高水準ともなっている。月後半からは2ケタ増に回帰しているもよう。生活雑貨、食品が2ケタ増と牽引する形に。
JR西<9021>:3257円(+170円)
大幅続伸。2日に25年3月期の決算を発表している。営業利益は1802億円で前期比0.2%増となり、従来計画の1700億円を上振れ。また、26年3月期は1900億円で同5.5%増の見通し。中計目標1850億円や市場コンセンサスを上回っている。万博効果などが押し上げ要因につながるもよう。25年3月期年間配当金は84.5円で従来計画から10.5円上振れ。26年3月期は86円を計画。2000万株、500億円を上限とする自社株買いも発表。
TOA<6809>:1045円(+110円)
大幅続伸。2日に25年3月期の決算を発表、営業利益は35.9億円で前期比18.5%増となり、従来予想の37億円をやや下回る着地となったが、第3四半期までの減益決算からは増益転換。26年3月期は45億円で同25.4%増と連続2ケタ増益見通しに。放送システムの販売増や原材料価格の上昇一服などが寄与するもよう。年間配当金は前期比2円増の42円を計画。想定以上のガイダンスがポジティブなインパクトにつながる形へ。
ストリームM<4772>:105円(-10円)
大幅に4営業日ぶり反落。25年12月期第1四半期(25年1-3月)の営業利益を前年同期比81.7%減の0.42億円と発表している。今期は下期偏重の計画としており、コンサート開催数や動員数が減少したことから減益となった。ただ、エンターテインメント事業は計画を上回る着地になったという。通期予想は前期比11.5%増の4.05億円で据え置いた。第1四半期の減益や前営業日までの続伸の反動で売りが先行しているようだ。
MTG<7806>:3110円(+236円)
大幅に3営業日ぶり反発。25年9月期の営業利益予想を従来の70.00億円から93.00億円(前期実績32.77億円)に上方修正している。国内の売上高が好調に推移したことに加え、新商品の売上比率向上による粗利の増加やブランド力向上によるマーケティング効果が利益を押し上げる見通し。業績予想の修正を受け、期末配当予想を従来の15.00円から18.00円(前期末実績13.00円)に増額修正した。
ファンデリー<3137>:447円(+12円)
大幅に3営業日ぶり反発。フード事業などを手掛けるMiK(青森市)が運営するスーパーマーケットのCelestで、ファンデリーの国産ハイブランド冷食「旬をすぐに」の販売を開始したと発表している。Celestは青森市内の複合商業施設で運営しており、全国の特産品の中から厳選した商品を取り揃えているという。MiKはCelestのほかにも北海道、青森県、新潟県、宮城県などでフード事業を展開しており、拡販に期待した向きが買いを入れているようだ。
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