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ユーロ週間見通し:下げ渋りか、域内経済指標低調も日銀政策にらみ

*13:19JST ユーロ週間見通し:下げ渋りか、域内経済指標低調も日銀政策にらみ
■軟調推移、米関税交渉進展への期待でユーロ買い縮小

先週・今週のユーロ・ドルは軟調推移。トランプ米大統領は英国と貿易協定で合意したと発表し、対中関税の引き下げにも言及したことを受け、今後の関税交渉進展への期待からリスク回避の米ドル売り・ユーロ買いは縮小。米長期金利の上昇もユーロ売り・米ドル買いにつながった。取引レンジ:1.1197ドル-1.1425ドル。

■もみ合いか、欧米貿易交渉と経済指標を材料視

来週のユーロ・ドルはもみ合いか。米国と欧州連合(EU)の貿易協議が注目され、解決に向かえばドル買い要因に。ただ、ドル高是正への思惑からドル売りが強まれば、ユーロは下げづらい展開に。一方、足元の経済指標は欧米ともに悪化し、ユーロもドルも買いづらい。ただ、金融政策の違いからややドルが選好されやすい。

予想レンジ:1.1100ドル-1.1350ドル

■やや強含み、米関税交渉進展への期待で円買い縮小

先週・今週のユーロ・円はやや強含み。トラン米大統領は5月8日、英国と貿易協定で合意したと発表し、対中関税の引き下げにも言及したことを受け、今後の関税交渉進展への期待からリスク回避のユーロ売り・円買いは縮小。米ドル・円相場が円安方向に振れたことも影響したようだ。取引レンジ:161円60銭-164円63銭。

■下げ渋りか、域内経済指標低調も日銀政策にらみ

来週のユーロ・円は下げ渋りか。直近におけるユーロ圏経済指標は低調な内容が目立ち、欧州中央銀行(ECB)の追加利下げを想定してユーロ買い・円売りは抑制される可能性がある。日本銀行による追加利上げ観測後退で円売りが意識される場面もあろう。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・15日:1-3月期域内総生産改定値(速報値:前年比+1.2%)

予想レンジ:161円50銭-164円50銭




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