フィスコニュース
前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGやハイテク株がけん引~
2025/05/14 08:57
*08:57JST 前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGやハイテク株がけん引~
14日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■ソフトバンクGやハイテク株がけん引
■ソフトバンクG、25/3経常利益 1兆7047億円
■前場の注目材料:日産自、世界7工場統合、固定・変動費を5000億円削減
■ソフトバンクGやハイテク株がけん引
14日の日本株市場は、買い先行で始まることになりそうだ。13日の米国市場は、NYダウが269ドル安、ナスダックは301ポイント高だった。ユナイテッドヘルス・グループが急落した影響からNYダウは下落したが、米消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったため、関税によるインフレ上昇への懸念が後退したことが支えた。一方で、エヌビディアなど半導体株が買われており、ナスダックは19000ポイント台を回復。シカゴ日経225先物は大阪比170円高の38370円。円相場は1ドル=147円40銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになろう。米中貿易摩擦への懸念が後退するなか、押し目買い意欲は強そうだ。日経平均株価は前日の上昇で200日線を突破し、38500円に接近する場面もみられた。ギャップアップで始まった後は利益確定の売りから上げ幅を縮めていたが、200日線辺りが支持線として意識されやすいだろう。決算発表がピークを迎えていることで積極的な売買は手控えられやすいだろうが、押し目を拾う動きは強まりやすい。
エヌビディアの上昇をうけて、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への資金流入が期待される。昨日は買い先行で始まったアドバンテスト<6857>が下げに転じていたこともあり、やや神経質にさせていた。買い戻しの動きが強まってくるようだと、センチメントを明るくさせそうだ。また、前日の引け後に決算を発表したソフトバンクG<9984>は、ADR(米国預託証券)で強い動きをみせており、日経平均株価をけん引することが期待される。
そのほか、昨夕決算を発表したところでは、ソフトバンクGのほか、住友不<8830>、NXHD<9147>、日製鋼所<5631>、JESHD<6544>、ミライトワン<1417>、エアウォーター<4088>、USS<4732>、福山運<9075>、ALSOK<2331>、ライフドリンクC<2585>などの動向が注目されよう。
■ソフトバンクG、25/3経常利益 1兆7047億円
ソフトバンクG<9984>が発表した2025年3月期業績は、売上高が前期比7.2%増の7兆2437億5200万円、経常利益は1兆7047億2100万円(前期は578億円)、最終損益が1兆1533億円の黒字(同2276億円の赤字)だった。最終黒字は4期ぶり。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(38183.26、+539.00)
・ナスダック総合指数は上昇(19010.09、+301.75)
・SOX指数は上昇(4931.36、+150.42)
・VIX指数は低下(18.22、-0.17)
・シカゴ日経225先物は上昇(38370、+170)
・米原油先物相場は上昇(63.67、+1.72)
・活発な自社株買い
・日産自<7201>世界7工場統合、固定・変動費を5000億円削減
・ファナック<6954>遠隔操作をロボで実現、繊細な動作再現
・セレンディップHD<7318>愛知の表面処理を買収、国内外で顧客開拓
・ダイヘン<6622>産業用変圧器生産を統合、香川に新工場
・キオクシアHD<285A>AI用SSDを来年実用化、GPU稼働率向上
・住友ファーマ<4506>コア営業利益250億円超、中計再設定
・伊藤忠<8001>航空機リースで専門会社、調達・販売・管理強化、全額出資
・住友商事<8053>ベトナムで工業団地、5カ所目、総事業費170億円
・ニフコ<7988>レーダー校正効率化システム開発、車整備支援、アフター市場参入
・豊田合成<7282>「ステアバイワイヤ」システム向けハンドル開発
・コマツ<6301>欧州の林業機械導入、国内販売へ検証
・NTT<9432>特定周波数の超音波照射して空中に多様な触感
・TDK<6762>ノイズ除去電子部品量産、定格電流8アンペア、実装面積半減
・村田製作所<6981>絶縁型サーミスタ、電動車パワーモジュール用、チップ数を削減
・KDDI<9433>通信網オープン化加速、イスラエル社と提携
・UACJ<5741>厚板焼入れ材の製造設備導入、深谷製造所に110億円
・井村屋G<2209>津に新工場、「あずきバー」など1.3倍
・愛知時計<7723>本社工場リニューアル、生産能力1.5倍の見通し
・大林組<1802>厚木に物流施設開発、来年12月竣工、広域配送向け
・イフジ産業<2924>液卵増産、ライン増強で30年度めど8万トン
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 4月国内企業物価指数(予想:+4.0%、3月:+4.2%)
<海外>
・特になし
<ST>
14日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■ソフトバンクGやハイテク株がけん引
■ソフトバンクG、25/3経常利益 1兆7047億円
■前場の注目材料:日産自、世界7工場統合、固定・変動費を5000億円削減
■ソフトバンクGやハイテク株がけん引
14日の日本株市場は、買い先行で始まることになりそうだ。13日の米国市場は、NYダウが269ドル安、ナスダックは301ポイント高だった。ユナイテッドヘルス・グループが急落した影響からNYダウは下落したが、米消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったため、関税によるインフレ上昇への懸念が後退したことが支えた。一方で、エヌビディアなど半導体株が買われており、ナスダックは19000ポイント台を回復。シカゴ日経225先物は大阪比170円高の38370円。円相場は1ドル=147円40銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになろう。米中貿易摩擦への懸念が後退するなか、押し目買い意欲は強そうだ。日経平均株価は前日の上昇で200日線を突破し、38500円に接近する場面もみられた。ギャップアップで始まった後は利益確定の売りから上げ幅を縮めていたが、200日線辺りが支持線として意識されやすいだろう。決算発表がピークを迎えていることで積極的な売買は手控えられやすいだろうが、押し目を拾う動きは強まりやすい。
エヌビディアの上昇をうけて、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への資金流入が期待される。昨日は買い先行で始まったアドバンテスト<6857>が下げに転じていたこともあり、やや神経質にさせていた。買い戻しの動きが強まってくるようだと、センチメントを明るくさせそうだ。また、前日の引け後に決算を発表したソフトバンクG<9984>は、ADR(米国預託証券)で強い動きをみせており、日経平均株価をけん引することが期待される。
そのほか、昨夕決算を発表したところでは、ソフトバンクGのほか、住友不<8830>、NXHD<9147>、日製鋼所<5631>、JESHD<6544>、ミライトワン<1417>、エアウォーター<4088>、USS<4732>、福山運<9075>、ALSOK<2331>、ライフドリンクC<2585>などの動向が注目されよう。
■ソフトバンクG、25/3経常利益 1兆7047億円
ソフトバンクG<9984>が発表した2025年3月期業績は、売上高が前期比7.2%増の7兆2437億5200万円、経常利益は1兆7047億2100万円(前期は578億円)、最終損益が1兆1533億円の黒字(同2276億円の赤字)だった。最終黒字は4期ぶり。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(38183.26、+539.00)
・ナスダック総合指数は上昇(19010.09、+301.75)
・SOX指数は上昇(4931.36、+150.42)
・VIX指数は低下(18.22、-0.17)
・シカゴ日経225先物は上昇(38370、+170)
・米原油先物相場は上昇(63.67、+1.72)
・活発な自社株買い
・日産自<7201>世界7工場統合、固定・変動費を5000億円削減
・ファナック<6954>遠隔操作をロボで実現、繊細な動作再現
・セレンディップHD<7318>愛知の表面処理を買収、国内外で顧客開拓
・ダイヘン<6622>産業用変圧器生産を統合、香川に新工場
・キオクシアHD<285A>AI用SSDを来年実用化、GPU稼働率向上
・住友ファーマ<4506>コア営業利益250億円超、中計再設定
・伊藤忠<8001>航空機リースで専門会社、調達・販売・管理強化、全額出資
・住友商事<8053>ベトナムで工業団地、5カ所目、総事業費170億円
・ニフコ<7988>レーダー校正効率化システム開発、車整備支援、アフター市場参入
・豊田合成<7282>「ステアバイワイヤ」システム向けハンドル開発
・コマツ<6301>欧州の林業機械導入、国内販売へ検証
・NTT<9432>特定周波数の超音波照射して空中に多様な触感
・TDK<6762>ノイズ除去電子部品量産、定格電流8アンペア、実装面積半減
・村田製作所<6981>絶縁型サーミスタ、電動車パワーモジュール用、チップ数を削減
・KDDI<9433>通信網オープン化加速、イスラエル社と提携
・UACJ<5741>厚板焼入れ材の製造設備導入、深谷製造所に110億円
・井村屋G<2209>津に新工場、「あずきバー」など1.3倍
・愛知時計<7723>本社工場リニューアル、生産能力1.5倍の見通し
・大林組<1802>厚木に物流施設開発、来年12月竣工、広域配送向け
・イフジ産業<2924>液卵増産、ライン増強で30年度めど8万トン
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 4月国内企業物価指数(予想:+4.0%、3月:+4.2%)
<海外>
・特になし
<ST>




