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NY株式:NYダウは10ドル安、ハイテクが支える

*05:51JST NY株式:NYダウは10ドル安、ハイテクが支える
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は10.52ドル安の44484.42ドル、ナスダックは190.24ポイント高の20393.13で取引を終了した。

ADP雇用統計が予想外に減少したため、景気減速が警戒され寄り付き後、下落。その後、半導体のエヌビディア(NVDA)などの反発がけん引しナスダックは上昇に転じた。通商交渉進展やトランプ政権の大型減税成立期待にダウも下げ止まり。トランプ大統領がベトナムと関税政策を巡り合意に達したと明らかにすると、相場は一段高、ダウは下げ幅を縮小した。ナスダックやS&P500種指数は過去最高値を更新し終了。セクター別では自動車・自動車部品が上昇した一方、ヘルス機器・サービスが下落した。

スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)や靴販売のオン・ホールデイング(ONON)は主要な取引先であるベトナムとトランプ政権が通商協定で合意に達したことが好感され、それぞれ上昇。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は第2四半期販売台数が2四半期連続での減少となったが一部で警戒されていた程落ち込まず安心感に買われた。携帯端末のアップル(AAPL)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。銀行のJPモルガン(JPM)やバンク・オブ・アメリカ(BAC)は連邦準備制度理事会(FRB)のストレステストの結果を受けて四半期配当引き上げを発表し、それぞれ上昇した。

ヘルスケアのセンティ―ン(CNC)は医療保険制度改革法(オバマケア)に基づく事業において、当局の不正加入者取り締まり強化などリスク上昇で利益見通しを撤回したことが嫌気され、大幅安。ソフトウエア会社のマイクロソフト(MSFT)は広範なコスト削減計画の一環として家庭用ゲーム機「Xbox」部門で会社としては第2弾となる従業員削減計画を発表し、下落。半導体のインテル(INTC)は最高経営責任者(CEO)がファウンドリ事業を巡る戦略転換を検討と報じられ、下落した。

高級電気自動車メーカー、ルーシッド(LCID)は第2四半期の販売台数が3309台と、前年同期の2394台から増加したと発表した。


(Horiko Capital Management LLC)

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