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米国株式市場見通し:EUとの通商交渉の行方、FOMCなど注目材料多い

*14:12JST 米国株式市場見通し:EUとの通商交渉の行方、FOMCなど注目材料多い
来週は連邦公開市場委員会(FOMC)、4-6月期国内総生産(GDP)や雇用統計、ISM製造業景気指数など注目される複数の経済指標発表、一段と本格化する主要企業の決算発表、週末の新関税発動を控えた通商交渉の行方など、注視すべきイベントが数多くなっている。株式市場の変動率が高まっていく可能性もあるほか、決算発表を受けての個別物色も活発化することになろう。

なお、足下の株価推移からみると、関税交渉の進展や金融政策に対して楽観的な見方が相当先行している状況にはあろう。まずは、27日にも直接協議と伝わるなど、大詰めを迎えている欧州連合(EU)との関税交渉の行方が焦点となる。とりわけ、交渉決裂となった場合のネガティブインパクトは大きくなりそうだ。また、今回のFOMCにおいては政策金利が据え置かれる公算だが、足下でのインフレの落ち着き、トランプ大統領の強硬な利下げ要請などから、連邦準備制度理事会(FRB)のハト派化が想定される。グロース株への資金シフトが一段と強まることにつながる可能性もあろう。

経済指標は、29日に5月FHFA住宅価格指数、5月S&Pケースシラー住宅価格指数、6月JOLTS求人件数、7月コンファレンスボード消費者信頼感指数、30日に7月ADP雇用統計、4-6月期国内総生産(GDP)、6月中古住宅販売成約指数、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長会見、31日に個人所得・個人消費支出・デフレーター、7月シカゴ購買部協会景況指数、新規失業保険申請件数、8月1日に7月雇用統計、7月ISM製造業景気指数、7月自動車販売台数などが発表予定。なお、29日から30日にかけて米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、8月1日には米政府による貿易相手国に対する新たな関税率適用がスタートする。

主要企業の決算は、28日にニューコア、ユニバーサル・ヘルス、29日にボーイング、キャリア・グローバル、エレクトロニック・アーツ、コーニング、メルク、プロクター・アンド・ギャンブル、ペイパル、ロイヤル・カリビアン・クルーズ、スターバックス、シーゲイト・テクノロジー、ユナイテッドヘルス、UPS、ビザ、テラダイン、30日にグッドイヤー、イーベイ、マイクロソフト、クアルコム、ウェスタン・デジタル、クラフト・ハインツ、ファーストエナジー、メタ・プラットフォームズ、31日にアップル、アマゾン・ドット・コム、バイオジェン、フォード・モーター、イルミナ、マスターカード、アレグロマイクロシステムズ、プリストル・マイヤーズ、S&Pグローバル、8月1日にシェブロン、モデルナ、エクソンモービルなどが予定されている。




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