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NY債券:米長期債相場は大幅高、7月雇用統計悪化で9月利下げの確率は急上昇
2025/08/02 06:44
*06:44JST NY債券:米長期債相場は大幅高、7月雇用統計悪化で9月利下げの確率は急上昇
1日の米国長期債相場は大幅高。米労働省がこの日発表した7月雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比+7.3万人にとどまり、過去2カ月分の雇用者数は合計で25.8万人下方修正されたことが要因。6月分は当初発表の+14.7万人から+1.4万人、5月分は+12.5万人から+1.9万人に下方修正された。7月雇用統計の悪化を受けて9月利下げの確率は急上昇した。イールドカーブはブルスティープニング。
CMEのFedWatchツールによると、8月1日時点で9月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%を下回る確率は86%程度。10月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.00-4.25%を下回る確率は68%程度。10年債利回りは4.376%近辺で取引を開始し、一時4.406%近辺まで上昇したが、米雇用統計発表後に4.200%近辺まで下落し、米国市場の終盤にかけて4.214%近辺で推移。
イールドカーブはスティープニング。2年-10年は53.80bp近辺、2-30年は114.30bp近辺で引けた。2年債利回りは3.68%(前日比:-28bp)、10年債利回りは4.21%(前日比-16bp)、30年債利回りは、4.82%(前日比:-8bp)で取引を終えた。
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1日の米国長期債相場は大幅高。米労働省がこの日発表した7月雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比+7.3万人にとどまり、過去2カ月分の雇用者数は合計で25.8万人下方修正されたことが要因。6月分は当初発表の+14.7万人から+1.4万人、5月分は+12.5万人から+1.9万人に下方修正された。7月雇用統計の悪化を受けて9月利下げの確率は急上昇した。イールドカーブはブルスティープニング。
CMEのFedWatchツールによると、8月1日時点で9月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%を下回る確率は86%程度。10月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.00-4.25%を下回る確率は68%程度。10年債利回りは4.376%近辺で取引を開始し、一時4.406%近辺まで上昇したが、米雇用統計発表後に4.200%近辺まで下落し、米国市場の終盤にかけて4.214%近辺で推移。
イールドカーブはスティープニング。2年-10年は53.80bp近辺、2-30年は114.30bp近辺で引けた。2年債利回りは3.68%(前日比:-28bp)、10年債利回りは4.21%(前日比-16bp)、30年債利回りは、4.82%(前日比:-8bp)で取引を終えた。
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