フィスコニュース


海外勢の買いが継続し史上最高値を更新【クロージング】

*16:40JST 海外勢の買いが継続し史上最高値を更新【クロージング】
18日の日経平均は続伸。336.00円高の43714.31円(出来高概算21億株)と史上最高値を更新して取引を終えた。前週までの流れを引き継ぐ形で買いが先行し、後場開始直後には43835.12円まで上げ幅を広げる場面もみられた。円相場が一時147円半ばへと円安に振れ、自動車株などへの買い戻しの動きが強まったほか、海外投資家とみられるインデックス買いも続いた。その後はこう着感が強まったものの、43700円台での高値圏での推移が続いた。

東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄が1100を超え、全体の7割近くを占めた。セクター別では、サービス、輸送用機器、情報通信、精密機器など25業種が上昇。一方、銀行、海運、電気ガス、保険など8業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>が堅調だった半面、東エレク<8035>、ソニーG<6758>、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>が軟化した。

前週末の米国市場は高安まちまちだったが、トランプ大統領の半導体関税200~300%への引き上げ発言が響き、東京市場も半導体関連株の一角は値を消した。一方、米国の9月利下げ再開への期待が強まるなか、世界的な株高の流れから欧米対比で出遅れ感の残る日本株に資金シフトを進める海外投資家中心に買いが続いているようであり、日経平均の上げ幅は一時450円を超えた。先高期待は根強く株価水準が切り下がると押し目を拾う動きもあり、総じて堅調地合いが続いた。

米国の株価と雇用環境が堅調に推移し、個人消費の伸びも続き、米景気が崩れなければ日本株の上昇基調も続くと見る向きは増えてきている。ただ、7月の米小売売上高は前月比0.5%増となったが、トランプ関税の発動を前にした駆け込み需要の感は否めず、今後の米個人消費の動向には警戒が必要であろう。米国では週末にかけてのジャクソンホール会合に注目が集まるなか、過熱感を解消する動きが意識されてきそうだ。




<CS>



 
【重要】株予報/株予報Proを装った偽サイト、偽アカウント、偽広告にご注意ください

株予報/株予報Pro等の当社サービスを装ったり、当社の名を騙った偽サイト、偽アカウント、偽広告が確認されております。

偽サイト及び偽アカウントは、不正サイトへの誘導、個人情報の取得及び悪用、投資詐欺に遭う可能性がございますのでアクセスされないようにご注意ください。

当社では投資勧誘は行っておりません。LINEなどのSNSを利用した投資詐欺にご注意ください。

株予報 トレンドシグナル ®

2025/08/18 15:30 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

買い   1,522 銘柄
1,617 銘柄   売り
 
 
 
8001 伊藤忠商事 買い転換
6503 三菱電機 売り転換
4568 第一三共 買い転換
7741 HOYA 買い転換
8267 イオン 売り転換



 
本情報の正確性には万全を期しておりますが、情報は変更になる場合があります。 また、第三者による人為的改ざん、機器の誤作動などの理由により本情報に誤りが生じる可能性があります。 本情報は、情報の提供のみを目的としており、金融商品の販売又は勧誘を目的としたものではありません。 投資にあたっての最終決定は利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 本情報に基づいて行われる判断について、株式会社アイフィスジャパンは一切の責任を負いません。 なお、本情報の著作権は、株式会社アイフィスジャパン及び情報提供者に帰属します。 TOPIX及び東証業種別株価指数の指数値及びそれらに係る標章又は商標は、株式会社JPX総研又は株式会社JPX総研の関連会社の知的財産です。 本情報の転用、複製、販売等の一切を固く禁じております。
IFIS