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ユーロ週間見通し:下げ渋り、ユーロ圏8月総合PMIは3カ月連続で改善

*13:55JST ユーロ週間見通し:下げ渋り、ユーロ圏8月総合PMIは3カ月連続で改善
■下げ渋り、米9月利下げの可能性高まる

今週のユーロ・ドルは下げ渋り。米国のインフレ持続を意識してユーロ売り・米ドル買いが一時優勢となったが、8月22日に行われた講演で米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が9月の会合で利下げに着手する可能性があることを示唆し、ユーロ売りは縮小した。米長期金利が反落したこともユーロに対する支援材料となった。取引レンジ:1.1583ドル-1.1743ドル。

■下げ渋りか、ユーロ圏と米国の金利差縮小を想定

来週のユーロ・ドルは下げ渋りか。8月29日発表の米コアPCE価格指数が市場予想と一致した場合、インフレ持続が改めて意識されそうだ。しかしながら、ユーロ圏総合PMIは3カ月連続で改善し、ユーロ圏と米国の金利差縮小が想定されるため、ユーロは売りづらい。

予想レンジ:1.1580ドル-1.1850ドル

■下げ渋り、ユーロ圏8月総合PMIは3カ月連続で改善

今週のユーロ・円は下げ渋り。米国のインフレ持続を意識したユーロ売り・米ドル買いが一時強まり、この影響でユーロは対円でも弱含みとなった。しかしながら、ユーロ圏8月総合PMIは3カ月連続で改善し、ユーロ圏と米国の金利差縮小が想定されたことから、リスク選好的なユーロ買い・円売りが強まり、対円レートは反転した。取引レンジ:171円12銭-172円70銭。

■下げ渋りか、域内景況感改善でユーロ売り抑制も

来週のユーロ・円は下げ渋りか。ユーロ圏の総合PMIは3カ月連続で改善し、今後発表される経済指標が良好だった場合、リスク回避的なユーロ売り・円買いは抑制される可能性がある。米ドル・円相場に大きな動きがない場合、ユーロ・円は171円近辺で下げ渋る展開となりそうだ。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:171円00銭-173円50銭




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