フィスコニュース
今日の為替市場ポイント:米長期金利の反発を意識して円買いは抑制される可能性
2025/09/10 08:00
*08:00JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の反発を意識して円買いは抑制される可能性
9日のドル・円は、東京市場では147円58銭から146円82銭まで下落。欧米市場では146円31銭から147円47銭まで反発し、147円46銭で取引終了。本日10日のドル・円は主に147円台で推移か。米長期金利の反発を意識してリスク回避的な円買いは抑制される可能性がある。
米労働省労働統計局が9月9日発表した統計によると、2025年3月までの1年間の米国の雇用創出は従来の推計より91.1万人少なかったことが判明した。労働統計局が発表した雇用統計の年次基準改定速報値によると、2024年4月から25年3月までの雇用者数は59.8万人下方修正された。関係者によると、年次基準改定に基づく非農業部門雇用者の月平均の増加数は約7.1万人にとどまり、従来基準の14.7万人から下方修正されることになる。なお、ベンチマーク改定の確定値は来年2月に発表される予定。米国による相互関税措置の導入前から米雇用市場は減速していた可能性が高いことから、9月を含めて年内に複数回の利下げが実施される可能性が高まった。
<CS>
9日のドル・円は、東京市場では147円58銭から146円82銭まで下落。欧米市場では146円31銭から147円47銭まで反発し、147円46銭で取引終了。本日10日のドル・円は主に147円台で推移か。米長期金利の反発を意識してリスク回避的な円買いは抑制される可能性がある。
米労働省労働統計局が9月9日発表した統計によると、2025年3月までの1年間の米国の雇用創出は従来の推計より91.1万人少なかったことが判明した。労働統計局が発表した雇用統計の年次基準改定速報値によると、2024年4月から25年3月までの雇用者数は59.8万人下方修正された。関係者によると、年次基準改定に基づく非農業部門雇用者の月平均の増加数は約7.1万人にとどまり、従来基準の14.7万人から下方修正されることになる。なお、ベンチマーク改定の確定値は来年2月に発表される予定。米国による相互関税措置の導入前から米雇用市場は減速していた可能性が高いことから、9月を含めて年内に複数回の利下げが実施される可能性が高まった。
<CS>




