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ユーロ週間見通し:もみ合いか、日銀金融政策を注視

*14:05JST ユーロ週間見通し:もみ合いか、日銀金融政策を注視
■下げ渋り、ECBの政策金利は当面据え置きとの見方が強まる

今週のユーロ・ドルは下げ渋り。欧州中央銀行(ECB)の政策金利は当面据え置きとなる可能性が高いこと、米国のインフレ持続を意識したユーロ売り・米ドル買いは一巡したことから、リスク回避的なユーロ売り・米ドル買いは縮小。ただ、フランスの政治不安は解消されていないため、リスク選好的なユーロ買い・米ドル売りは拡大しなかった。取引レンジ:1.1662ドル-1.1780ドル。

■伸び悩みか、ECB金利据え置きもドルの買い戻しを警戒

来週のユーロ・ドルは伸び悩みか。欧州中央銀行(ECB)による政策金利据え置きを受け、リスク回避的なユーロ売りは縮小。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25pt幅の利下げが決まった場合、主要通貨に対する米ドル買いが強まり、ユーロの上値は重くなる可能性がある。

予想レンジ:1.1620ドル-1.1800ドル

■強含み、ECBによる利下げサイクル終了を意識したユーロ買い

今週のユーロ・円は強含み。欧州中央銀行(ECB)による利下げサイクル終了を意識したユーロ買いが観測された。日本銀行による年内追加利上げの可能性は残されており、ユーロ売り・円買いが一時活発となったが、日経平均株価の最高値更新を意識した調整的なユーロ買い・円売りも観測されており、週後半のユーロ・円は173円を挟んだ水準で推移した。取引レンジ:172円14銭-173円91銭。

■もみ合いか、日銀金融政策を注視

来週のユーロ・円はもみ合いか。欧州中央銀行(ECB)は政策金利の据え置きを決定し、リスク回避的なユーロ売りは縮小。目先発表される域内経済指標が市場予想を上回った場合、ユーロ買いを後押しする材料になりやすい。ただ、日本銀行が利上げの選択肢を排除しないとの方針を示した場合、調整的なユーロ売り・円買いがやや強まる可能性がある。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・16日:7月鉱工業生産(6月:前月比-1.3%)

予想レンジ:171円50銭-174円50銭




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