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米国株見通し:下げ渋りか、今週の雇用統計を見極め
2025/11/17 13:41
*13:41JST 米国株見通し:下げ渋りか、今週の雇用統計を見極め
(13時30分現在)
S&P500先物 6,785.5(+30.25)
ナスダック100先物 25,278.25(+184.25)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は51ドル高。米金利は戻りが鈍く、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
前週末のNY市場は高安まちまち。ダウは309ドル安の47147ドルと続落し、S&Pも下落した一方、ナスダックは小幅に上昇して取引を終えた。連邦準備制度理事会(FRB)当局者が年内の利下げに慎重な姿勢を示したことから早期利下げ観測が後退し、金融株を中心に売りが先行。ゴールドマン・サックスやユナイテッドヘルスが下げ、ダウの重荷に。一方、前日に売られたエヌビディアやマイクロソフトなどAI関連株には買い戻しが入った。
本日は下げ渋りか。FRB当局者のタカ派的な発言を受けて年内利下げ観測が後退する中、今晩公表されるNY連銀製造業景況指数が注目材料となる。予想通り鈍化すれば景気減速への懸念が意識され、資本財や素材など景気敏感株には売りが出やすい。一方、米10年債利回りの上昇が一服すればハイテク株には買い戻しが入りやすく、ナスダックが下支えとなる可能性がある。加えて、週後半には20日の9月分雇用統計発表を控えており、投資家はポジションを取りにくい。
<TY>
(13時30分現在)
S&P500先物 6,785.5(+30.25)
ナスダック100先物 25,278.25(+184.25)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は51ドル高。米金利は戻りが鈍く、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
前週末のNY市場は高安まちまち。ダウは309ドル安の47147ドルと続落し、S&Pも下落した一方、ナスダックは小幅に上昇して取引を終えた。連邦準備制度理事会(FRB)当局者が年内の利下げに慎重な姿勢を示したことから早期利下げ観測が後退し、金融株を中心に売りが先行。ゴールドマン・サックスやユナイテッドヘルスが下げ、ダウの重荷に。一方、前日に売られたエヌビディアやマイクロソフトなどAI関連株には買い戻しが入った。
本日は下げ渋りか。FRB当局者のタカ派的な発言を受けて年内利下げ観測が後退する中、今晩公表されるNY連銀製造業景況指数が注目材料となる。予想通り鈍化すれば景気減速への懸念が意識され、資本財や素材など景気敏感株には売りが出やすい。一方、米10年債利回りの上昇が一服すればハイテク株には買い戻しが入りやすく、ナスダックが下支えとなる可能性がある。加えて、週後半には20日の9月分雇用統計発表を控えており、投資家はポジションを取りにくい。
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