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18日の米国市場ダイジェスト:NYダウは498ドル安、ハイテクや一部主要決算が重し
2025/11/19 08:11
*08:11JST 18日の米国市場ダイジェスト:NYダウは498ドル安、ハイテクや一部主要決算が重し
■NY株式:NYダウは498ドル安、ハイテクや一部主要決算が重し
米国株式市場は続落。ダウ平均498.50ドル安の46091.74ドル、ナスダックは275.22ポイント安の22432.85で取引を終了した。
一部主要企業決算が冴えず、寄り付き後、下落。人工知能(AI)バブル警戒感を受けたハイテクの手仕舞い売りにさらに拍車がかかり相場は、続落した。終日売りが優勢となり、終了。セクター別では食品・飲料・タバコが上昇した一方、小売が下落した。
ホームセンタ―運営のホーム・デポ(HD)は第3四半期決算で既存店売上や一株当たり利益が予想を下回ったほか、高額商品の需要鈍化を理由に見通しを引き下げ、下落。同業のロウズ(LOW)も売られた。ウェブセキュリティー企業、クラウドフレア(NET)は同社のネットワーク障害が影響し対話型人工知能(AI)「チャットGPT」やソーシャルメディアの「X」などでユーザーがアクセス不能となる事象を嫌気し、下落。ディスカウント小売のアマゾン(AMZN)やソフトウェアメーカーのマイクロソフト(MSFT)は欧州連合(EU)がデジタル市場法に基づきクラウドコンピューティングに関し、「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」「アジュール」を巡り、調査を開始したことを発表、さらに、アナリストの投資判断引き下げが嫌気され、それぞれ売られた。
スポーツ用品メーカーのアメアスポーツコーポレーション(AS)は、ソロモンブランズが好調で、好決算が好感され、上昇。防衛のロッキード(LMT)もトランプ大統領がサウジアラビアへのF-35戦闘機の売却を正式に発表し、続伸した。
トランプ米大統領は次期連邦準備制度理事会(FRB)議長人事において、「もう決めている」と述べた。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米雇用・住宅関連指標は堅調、ドルは高止まり
18日のニューヨーク外為市場でドル・円は155円05銭へ弱含んだのち、155円73銭まで上昇し、155円52銭で引けた。世界の資産市場の下落を警戒し、リスク回避の動きが優勢となった。その後、雇用関連指標の改善や11月NAHB住宅市場指数などの改善で、リスク回避の動きが後退した。
ユーロ・ドルは1.1608ドルまで上昇後、1.1572ドルまで下落し、1.1579ドルで引けた。ユーロ・円は179円78銭まで下落後、180円29銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3134ドルへ下落後、1.3171ドルまで上昇。ドル・スイスは0.7955フランまで下落後、0.8001フランまで上昇した。
■NY原油:反発で60.74ドル、時間外取引で61ドルに接近
NY原油先物12月限は反発(NYMEX原油12月限終値:60.74 ↑0.83)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比+0.83ドル(+1.39%)の60.74ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは59.31-60.93ドル。アジア市場で59.31ドルまで売られたものの、売り一巡後はじり高となり、米国市場では60ドル台後半まで反発。通常取引終了後の時間外取引で60.93ドルまで値上り。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 51.64ドル +0.16ドル(+0.31%)
モルガン・スタンレー(MS) 159.83ドル +0.38ドル(+0.23%)
ゴールドマン・サックス(GS)776.30ドル +0.74ドル(+0.09%)
インテル(INTC) 34.33ドル -0.38ドル(-1.09%)
アップル(AAPL) 267.44ドル -0.02ドル(0.00%)
アルファベット(GOOG) 284.96ドル -0.64ドル(-0.22%)
メタ(META) 597.69ドル -4.32ドル(-0.71%)
キャタピラー(CAT) 546.88ドル -5.17ドル(-0.93%)
アルコア(AA) 36.55ドル +0.77ドル(+2.15%)
ウォルマート(WMT) 101.39ドル -1.56ドル(-1.51%)
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■NY株式:NYダウは498ドル安、ハイテクや一部主要決算が重し
米国株式市場は続落。ダウ平均498.50ドル安の46091.74ドル、ナスダックは275.22ポイント安の22432.85で取引を終了した。
一部主要企業決算が冴えず、寄り付き後、下落。人工知能(AI)バブル警戒感を受けたハイテクの手仕舞い売りにさらに拍車がかかり相場は、続落した。終日売りが優勢となり、終了。セクター別では食品・飲料・タバコが上昇した一方、小売が下落した。
ホームセンタ―運営のホーム・デポ(HD)は第3四半期決算で既存店売上や一株当たり利益が予想を下回ったほか、高額商品の需要鈍化を理由に見通しを引き下げ、下落。同業のロウズ(LOW)も売られた。ウェブセキュリティー企業、クラウドフレア(NET)は同社のネットワーク障害が影響し対話型人工知能(AI)「チャットGPT」やソーシャルメディアの「X」などでユーザーがアクセス不能となる事象を嫌気し、下落。ディスカウント小売のアマゾン(AMZN)やソフトウェアメーカーのマイクロソフト(MSFT)は欧州連合(EU)がデジタル市場法に基づきクラウドコンピューティングに関し、「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」「アジュール」を巡り、調査を開始したことを発表、さらに、アナリストの投資判断引き下げが嫌気され、それぞれ売られた。
スポーツ用品メーカーのアメアスポーツコーポレーション(AS)は、ソロモンブランズが好調で、好決算が好感され、上昇。防衛のロッキード(LMT)もトランプ大統領がサウジアラビアへのF-35戦闘機の売却を正式に発表し、続伸した。
トランプ米大統領は次期連邦準備制度理事会(FRB)議長人事において、「もう決めている」と述べた。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米雇用・住宅関連指標は堅調、ドルは高止まり
18日のニューヨーク外為市場でドル・円は155円05銭へ弱含んだのち、155円73銭まで上昇し、155円52銭で引けた。世界の資産市場の下落を警戒し、リスク回避の動きが優勢となった。その後、雇用関連指標の改善や11月NAHB住宅市場指数などの改善で、リスク回避の動きが後退した。
ユーロ・ドルは1.1608ドルまで上昇後、1.1572ドルまで下落し、1.1579ドルで引けた。ユーロ・円は179円78銭まで下落後、180円29銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3134ドルへ下落後、1.3171ドルまで上昇。ドル・スイスは0.7955フランまで下落後、0.8001フランまで上昇した。
■NY原油:反発で60.74ドル、時間外取引で61ドルに接近
NY原油先物12月限は反発(NYMEX原油12月限終値:60.74 ↑0.83)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比+0.83ドル(+1.39%)の60.74ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは59.31-60.93ドル。アジア市場で59.31ドルまで売られたものの、売り一巡後はじり高となり、米国市場では60ドル台後半まで反発。通常取引終了後の時間外取引で60.93ドルまで値上り。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 51.64ドル +0.16ドル(+0.31%)
モルガン・スタンレー(MS) 159.83ドル +0.38ドル(+0.23%)
ゴールドマン・サックス(GS)776.30ドル +0.74ドル(+0.09%)
インテル(INTC) 34.33ドル -0.38ドル(-1.09%)
アップル(AAPL) 267.44ドル -0.02ドル(0.00%)
アルファベット(GOOG) 284.96ドル -0.64ドル(-0.22%)
メタ(META) 597.69ドル -4.32ドル(-0.71%)
キャタピラー(CAT) 546.88ドル -5.17ドル(-0.93%)
アルコア(AA) 36.55ドル +0.77ドル(+2.15%)
ウォルマート(WMT) 101.39ドル -1.56ドル(-1.51%)
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