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前場に注目すべき3つのポイント~アノマリー意識から中小型株での値幅取り狙いも~
2025/12/25 09:00
*09:00JST 前場に注目すべき3つのポイント~アノマリー意識から中小型株での値幅取り狙いも~
25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■アノマリー意識から中小型株での値幅取り狙いも
■M&Aキャピ、25/9営業利益 9.7%増 71.26億円、26/9予想 44.3%増 102億円
■サッポロHD<2501>不動産事業売却、ファンド連合に4770億円
アノマリー意識から中小型株での値幅取り狙いも
25日の日本株市場は、やや買い先行で始まった後はこう着感が強まる相場展開になりそうだ。24日の米国市場は、NYダウが288ドル高、ナスダックは51ポイント高だった。NYダウは史上最高値を更新。年末年始のクリスマスラリーが意識されるなかで景気敏感株を中心に買われた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円高の50440円。円相場は1ドル=155円90銭台で推移している。
シカゴ日経225先物清算値にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。ただ、米国市場は短縮取引で、25日はクリスマスの祝日で休場になるため、海外投資家の資金流入は限られることで、薄商いのなか短期的な売買が中心になろう。昨日の東証プライムの売買高は17億株台と2カ月ぶりの低水準だった。
日経225先物はナイトセッションで開始直後につけた50270円を安値にリバウンド基調を強めており、一時50500円まで買われる場面もみられた。ただ、25日線とボリンジャーバンドの+1σ水準での推移が続いており、このレンジ突破を狙った動きは期待しにくいところである。もっとも、米国市場の引け味の良さから休場明け後の上昇が期待されやすく、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。
物色の流れとしては半導体・AI関連株への関心は根強いであろう。アノマリーとしては個人投資家中心の商いになることで、新興市場の中小型株での短期的な値幅取り狙いの動きが活発化しやすい傾向にある。クロース250指数は8月半ば以降、25日線に上値を抑えられる形で下落基調が続いている。足もとのリバウンドで25日線を捉えてきており、同線を明確に上抜けてくるようだと、アノマリー意識から中小型株での値幅取り狙いに向かわせる可能性はありそうだ。
■M&Aキャピ、25/9営業利益 9.7%増 71.26億円、26/9予想 44.3%増 102億円
M&Aキャピ<6080>が発表した2025年9月期の連結業績は、売上高が前期比17.1%増の224億4800万円、営業利益は同9.7%増の71億2600万円だった。26年9月期の連結業績は、売上高が前期比20.2%増の269億9100万円、営業利益は同44.3%増の102億8000万円を計画。営業活動によるM&Aの成約件数増加で売り上げと利益の伸びを見込む。コンセンサスを上回る計画。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(48731.16、+288.75)
・ナスダック総合指数は上昇(23613.31、+51.47)
・SOX指数は上昇(7204.37、+19.82)
・シカゴ日経225先物は上昇(50440、+100)
・米長期金利は低下
・高市早苗内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・日本ガイシ<5333>CO2センサー30年量産、事業転換を加速
・小糸製作所<7276>来年度の設備投資4割減、自動化などで効率改善
・サッポロHD<2501>不動産事業売却、ファンド連合に4770億円
・東京電力HD<9501>柏崎再稼働を申請、2月26日に営業運転移行
・ミネベアミツミ<6479>ミツミ電機、マレーシアで電源生産終了
・TKC<9746>エンジニア全員がAIでプログラム、生産性向上
・津田駒工業<6217>CFRP積層ロボ、航空宇宙向けに拡販
・モスフードサービス<8153>店舗にAI、NewInnovations、開発契約
・ユアサ商事<8074>タイで住関連開拓、戸建て改築モデルルーム
・アステリア<3853>博菱港運の業務効率化、アプリ作成ツール納入
・UACJ<5741>金型搬送に自律ロボ、300kg積載走行
・三井化学<4183>韓国の設備改良でMDIを16%増産
・戸田建設<1860>床版取替工事施工を省力化、高速道路向け壁高欄
・明治HD<2269>MeijiSeikaファルマ、社長・永里敏秋氏、抗菌剤海外に拠点設立
・東京建物<8804>三菱地所などと、ロンドンでオフィス大規模改修、28年竣工
・阪急阪神HD<9042>阪急阪神不動産、大規模商業施設を取得、インドネシアで3件目
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
<YY>
25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■アノマリー意識から中小型株での値幅取り狙いも
■M&Aキャピ、25/9営業利益 9.7%増 71.26億円、26/9予想 44.3%増 102億円
■サッポロHD<2501>不動産事業売却、ファンド連合に4770億円
アノマリー意識から中小型株での値幅取り狙いも
25日の日本株市場は、やや買い先行で始まった後はこう着感が強まる相場展開になりそうだ。24日の米国市場は、NYダウが288ドル高、ナスダックは51ポイント高だった。NYダウは史上最高値を更新。年末年始のクリスマスラリーが意識されるなかで景気敏感株を中心に買われた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円高の50440円。円相場は1ドル=155円90銭台で推移している。
シカゴ日経225先物清算値にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。ただ、米国市場は短縮取引で、25日はクリスマスの祝日で休場になるため、海外投資家の資金流入は限られることで、薄商いのなか短期的な売買が中心になろう。昨日の東証プライムの売買高は17億株台と2カ月ぶりの低水準だった。
日経225先物はナイトセッションで開始直後につけた50270円を安値にリバウンド基調を強めており、一時50500円まで買われる場面もみられた。ただ、25日線とボリンジャーバンドの+1σ水準での推移が続いており、このレンジ突破を狙った動きは期待しにくいところである。もっとも、米国市場の引け味の良さから休場明け後の上昇が期待されやすく、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。
物色の流れとしては半導体・AI関連株への関心は根強いであろう。アノマリーとしては個人投資家中心の商いになることで、新興市場の中小型株での短期的な値幅取り狙いの動きが活発化しやすい傾向にある。クロース250指数は8月半ば以降、25日線に上値を抑えられる形で下落基調が続いている。足もとのリバウンドで25日線を捉えてきており、同線を明確に上抜けてくるようだと、アノマリー意識から中小型株での値幅取り狙いに向かわせる可能性はありそうだ。
■M&Aキャピ、25/9営業利益 9.7%増 71.26億円、26/9予想 44.3%増 102億円
M&Aキャピ<6080>が発表した2025年9月期の連結業績は、売上高が前期比17.1%増の224億4800万円、営業利益は同9.7%増の71億2600万円だった。26年9月期の連結業績は、売上高が前期比20.2%増の269億9100万円、営業利益は同44.3%増の102億8000万円を計画。営業活動によるM&Aの成約件数増加で売り上げと利益の伸びを見込む。コンセンサスを上回る計画。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(48731.16、+288.75)
・ナスダック総合指数は上昇(23613.31、+51.47)
・SOX指数は上昇(7204.37、+19.82)
・シカゴ日経225先物は上昇(50440、+100)
・米長期金利は低下
・高市早苗内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・日本ガイシ<5333>CO2センサー30年量産、事業転換を加速
・小糸製作所<7276>来年度の設備投資4割減、自動化などで効率改善
・サッポロHD<2501>不動産事業売却、ファンド連合に4770億円
・東京電力HD<9501>柏崎再稼働を申請、2月26日に営業運転移行
・ミネベアミツミ<6479>ミツミ電機、マレーシアで電源生産終了
・TKC<9746>エンジニア全員がAIでプログラム、生産性向上
・津田駒工業<6217>CFRP積層ロボ、航空宇宙向けに拡販
・モスフードサービス<8153>店舗にAI、NewInnovations、開発契約
・ユアサ商事<8074>タイで住関連開拓、戸建て改築モデルルーム
・アステリア<3853>博菱港運の業務効率化、アプリ作成ツール納入
・UACJ<5741>金型搬送に自律ロボ、300kg積載走行
・三井化学<4183>韓国の設備改良でMDIを16%増産
・戸田建設<1860>床版取替工事施工を省力化、高速道路向け壁高欄
・明治HD<2269>MeijiSeikaファルマ、社長・永里敏秋氏、抗菌剤海外に拠点設立
・東京建物<8804>三菱地所などと、ロンドンでオフィス大規模改修、28年竣工
・阪急阪神HD<9042>阪急阪神不動産、大規模商業施設を取得、インドネシアで3件目
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
<YY>


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