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新興市場見通し:市場環境が不安定な中では投機的な動きに注意

*14:35JST 新興市場見通し:市場環境が不安定な中では投機的な動きに注意
■先行き不透明感が継続し荒い値動き

今週の新興市場は下落。同時期の騰落率は、日経平均が-0.83%、グロース市場指数が-1.70%、グロース市場250指数が-1.66%。米国・イスラエルとイランとの紛争の先行き不透明感が継続し、原油価格が高水準で推移する中、週半ば以降は荒い値動きになった。時価総額が大きい銘柄で構成されているグロース市場コア指数は、週間ベースで-1.97%だった。

時価総額上位銘柄では、QPSホールディングス<464A>の週間上昇率が13%を超えた。米国の次世代ミサイル防衛構想「ゴールデン・ドーム」への日本企業の参画期待もあって買われたようだ。トライアルホールディングス<141A>の上昇率は同5%超だった。一方、ジーエヌアイグループ<2160>の下落率は9%を超えており、先週までの上昇に対する利益確定の売りが優勢だった。

その他、アスタリスク<6522>が週間で117%超の上昇。3月16日に、21年12月に和解が成立したRFIDセルフレジ関連特許についてNIPから譲り受けると発表し、好材料視された。インフォメティス<281A>は同76%超の上昇。子会社のInformetis Europeが、英国でAI電力データ解析技術が生活行動の変化検知に有効であるとの評価を受けたと発表した。一方で、Schoo<264A>の下落率は36%を超えた。SAAFホールディングス<1447>との資本業務提携を発表。SAAFHDが、同社の筆頭株主である池原諒平氏が保有する全株式を段階的に取得する。これまで池原氏の取得を手掛かりに急騰した経緯があり、材料出尽くしにつながったようだ。

今週のIPOはなく、2月最終週に上場したイノバセル<504A>は、19日に8%を超える下落で2月17日以来の安値をつけている。

■「ゴールデン・ドーム」関連などに注目

来週の新興市場も、中東関連の報道に翻弄される状況が続くとみられる。日経225先物は祝日取引のナイトセッションで一時51000円を割り込んでおり、リスク回避の動きが強まりやすそうだ。また、連日ストップ高での急伸が続いていたアーキテクツ・スタジオ・ジャパン<6085>は今週、5300円まで買われた後に一変、株価が急落し週末には2600円まで下落しており、市場環境が不安定な中では投機的な動きに注意が必要だ。個別の手掛かり材料としては、19日引け後に業績予想の上方修正を発表したシェアリングテクノロジー<3989>や、子会社株式の追加取得による完全子会社化を発表したレントラックス<6045>などに関心が向かいそうだ。また、26日にはフィードフォースグループ<7068>の決算発表が予定されている。

19日の日米首脳会談では、安全保障分野での連携強化として「ゴールデン・ドーム」への日本の協力を伝達、重要鉱物の安定供給と価格下限の設定などを目指す「重要鉱物行動計画」に合意したほか、AI・先端技術協力、「日米戦略的投資イニシアティブ」の第2弾として、次世代原子炉であるSMRの建設プロジェクトを進めることで一致した。「ゴールデン・ドーム」関連として、引き続きQPSホールディングスやアストロスケールホールディングス<186A>など宇宙関連の動向は注目されそうだ。

来週のIPOは25日にベーシック<519A>、ジェイファーマ<520A>、27日にセイワホールディングス<523A>がいずれもグロース市場に上場する。そのほか、バトンズ<554A>の4月21日上場が決まった。




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