フィスコニュース


4月のくりっく365、ドル・円は下げ渋り、南アフリカランド・円は上値の重い展開か

*16:34JST 4月のくりっく365、ドル・円は下げ渋り、南アフリカランド・円は上値の重い展開か
東京金融取引所(TFX)が手掛ける取引所為替証拠金取引「くりっく365」は、3月の取引数量が前月比12.6%増の198万3915枚、1日の平均取引数量は9万180枚と前月比で増加した。3月末時点の証拠金預託額は5665.25億円と前月比で84.68億円増加した。取引通貨量では、米ドル、トルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランド、豪ドルの順となった。一方、取引所株価指数証拠金取引「くりっく株365」は、3月の取引数量が前月比47.0%増の666万5801枚、1日の平均取引数量は30万2991枚と前月比で増加した。月末時点の証拠金預託額は936.58億円となり、前月比で1.43億円の増加となった。

取引数量トップは米ドル・円で48万1201枚(前月比4.1%増)であった。中東情勢の緊迫化を背景とした「有事のドル買い」や原油高を材料に上昇基調を維持し、月半ばには159円台まで水準を切り上げた。加えて、IMMでは円ロング解消と円ショート構築が同時進行し、ドル需要主導の上昇が続いたとみられる。もっとも、米国による対イラン攻撃や停戦観測などの報道に振られ、相場は上下に振れやすい展開となり、3月19日には急落する場面もみられた。その後は再び持ち直し、月末には一時160円台まで上昇したが、期末にかけては持ち高調整も入り、最終的には158円台後半で取引を終えた。

ユーロ・米ドルは4万1984枚(前月比123.4%増)であった。ドル需要の強まりを背景にユーロ売り・ドル買いが優勢となり、月半ばにかけて軟調に推移した。IMMでも対ユーロでのドルショート解消が進み、ドルポジションの改善が相場の重しとして作用。一方で、中東情勢を巡る報道や米経済指標に振られ、月後半にかけては下げ渋るなど神経質な値動きとなった。

4月のドル・円は下げ渋る展開か。原油価格や「有事のドル買い」を背景としたドル需要が引き続き相場を主導し、基調としてはドル高・円安方向が意識されやすいだろう。一方、停戦協議の進展などにより地政学リスクが後退する局面では、積み上がったドルロングの巻き戻しを通じて円高方向への調整圧力が強まる可能性もある。4月27-28日の日銀金融政策決定会合が注目されるが、利上げ期待は既に一定程度織り込まれており、為替への影響は限定的となりそうだ。また、1ドル=160円近辺では当局の円安けん制姿勢が上値抑制要因として機能しそうだが、足元のようにドル需要が強い局面ではその効果が一時的にとどまりやすいか。

南アフリカランド・円は上値の重い展開か。リスク回避の動きやドル高圧力が意識されやすく、新興国通貨であるランドには下押し圧力がかかりやすい。一方で、ヘッドライン次第ではドル安方向に振れ、新興国通貨全般に買い戻しが入る場面も想定される。加えて、高金利通貨としての特性からスワップ収益を狙った資金流入も一定の下支え要因となろう。総じて、戻りを伴いながら上値の重い展開が続くとみる。




<CN>



 
【重要】株予報/株予報Proを装った偽サイト、偽アカウント、偽広告にご注意ください

株予報/株予報Pro等の当社サービスを装ったり、当社の名を騙った偽サイト、偽アカウント、偽広告が確認されております。

偽サイト及び偽アカウントは、不正サイトへの誘導、個人情報の取得及び悪用、投資詐欺に遭う可能性がございますのでアクセスされないようにご注意ください。

当社では投資勧誘は行っておりません。LINEなどのSNSを利用した投資詐欺にご注意ください。

株予報 トレンドシグナル ®

2026/04/08 15:30 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

買い   2,406 銘柄
593 銘柄   売り
 
 
 
7203 トヨタ自動車 買い転換
9984 ソフトバンクG 買い転換
8035 東京エレクトロン 買い転換
6857 アドバンテスト 買い転換
8031 三井物産 売り転換



 
本情報の正確性には万全を期しておりますが、情報は変更になる場合があります。 また、第三者による人為的改ざん、機器の誤作動などの理由により本情報に誤りが生じる可能性があります。 本情報は、情報の提供のみを目的としており、金融商品の販売又は勧誘を目的としたものではありません。 投資にあたっての最終決定は利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 本情報に基づいて行われる判断について、株式会社アイフィスジャパンは一切の責任を負いません。 なお、本情報の著作権は、株式会社アイフィスジャパン及び情報提供者に帰属します。 TOPIX及び東証業種別株価指数の指数値及びそれらに係る標章又は商標は、株式会社JPX総研又は株式会社JPX総研の関連会社の知的財産です。 本情報の転用、複製、販売等の一切を固く禁じております。
IFIS