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米国株式市場見通し:中東情勢改善織り込む中でAI関連物色の持続性に注目

*16:14JST 米国株式市場見通し:中東情勢改善織り込む中でAI関連物色の持続性に注目
19日に予定されていたイランとの協議は中止となった。核協議の計画は最終決定されておらず、調整が難航などとも伝わっている。引き続き、中東情勢への懸念はくすぶっている状況にあるが、週末には、交渉の阻害要因の一つであったイスラエルとヒズボラの停戦合意などが伝わっており、来週にかけても、中東情勢の正常化を織り込む相場展開が続くと考えられる。中東情勢の改善を受けて、今後はAI関連株から出遅れ銘柄への資金シフトが強まるかに関心が向かおう。先週末にかけても、AI関連株高、情報サービスセクター株安の流れは一段と強まっているが、6月末にかけては年金資金のリバランスの動きが強まると想定されている中、売りの対象とされそうなAI関連株の上値は今後抑制されるとの見方も強まる可能性が高いだろう。

FOMC後のウォーシュFRB新議長の会見では「持続的な物価高は国民にとって負担だ。いかなる状況下でも物価の安定を実現する」と強調された。また、声明文では将来的な利下げを示唆する文言が削除されているほか、ドットチャートでは26年末までの利上げを半数の委員が想定する形になっている。今回のFOMCは想定以上にタカ派的なものとなった印象だ。来週はFRBが重視するとされる個人消費支出(PCE)物価指数の発表なども予定されているが、利上げ懸念が強まる状況下、インフレ指標が上振れた場合のネガティブインパクトは強まりやすくなったといえよう。

来週の決算発表では、24日のマイクロンに注目が向かおう。メモリ価格の上昇期待を背景に、年初来で株価は3.5倍、ここ1カ月でも6割強上昇しているため、好決算は想定されるものの、その後の出尽くし感は強まりやすいとも判断される。ほか、スペースXは、来週にもMSCIに組み入れられる予定。リバランスによる他銘柄への影響なども注視。なお、7月上旬にはナスダック100への組み入れも予定されている。

経済指標は、23日に6月S&Pグローバル製造業・サービス業PMI、24日に1-3月期経常収支、5月新築住宅販売件数、25日に1-3月期GDP(確定値)、5月個人所得・個人支出・PCEデフレーター、5月耐久財受注、新規失業保険申請件数などが発表される。

決算発表は、23日にカーニバル、フェデックス、24日にクラウン・クラフツ、ペイチェックス、ジェフリーズ、リーバイ・ストラウス、マイクロン・テクノロジー、25日にダーデン・レストランンツ、マコーミック、ウィニベーゴが予定されている。




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