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米国株式市場見通し:AI関連株の先行き探るうえでTSMCなどの決算に注目

*14:32JST 米国株式市場見通し:AI関連株の先行き探るうえでTSMCなどの決算に注目
今週はメタやエヌビディアが牽引する形で、AI・半導体関連は底堅い動きとなっている。関連株高の持続性を探るうえで、来週は15日のASMLの決算発表、16日のTSMCの決算発表が注目される。今週はサムスン電子が想定以上の好決算を発表したものの、株価には出尽くし感が先行している。両社の決算に関しても、極めて市場期待のハードルは高いと考えられる。とりわけ、エヌビディアの新世代半導体ルービンの生産立ち上がりが鈍いとされており、TSMCの見通しなどには警戒感も残されているといえよう。こうした企業の決算は、AI関連株の過熱感を意識させるイベントとなる可能性も高いと考えておきたい。一方、来週の金融機関をはじめ、4-6月期の決算発表が今後本格化するが、期待感の高まりはAI・半導体関連銘柄に集中しているとみられ、その他の銘柄にはポジティブインパクトが強まる余地も大きいだろう。

金融政策の次の一手が利上げなのか利下げなのか、見方が二分されつつある中、来週は6月の消費者物価指数(CPI)、生産者物価指数(PPI)が発表されるほか、ウォーシュ連邦準備制度理事会(FRB)議長が下院、上院の委員会でそれぞれ証言を行う予定。方向性を見極めるうえで注目度は高まりそうだ。中東情勢への関心は薄れつつあるが、再緊迫化した場合に、より利上げへの懸念が強まりやすくなる点には注意すべきだろう。

経済指標では、13日に6月財政収支、14日に5月対米証券投資、6月消費者物価指数、15日に6月生産者物価指数、7月NY連銀製造業景気指数、ベージュブック、16日に6月中古住宅販売成約指数、6月小売売上高、7月NY連銀ビジネスリーダーズサーベイ、7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、7月住宅市場指数、新規失業保険申請件数、17日に6月輸出入物価指数、6月住宅着工件数・建設許可件数、6月鉱工業生産・設備稼働率、7月ミシガン大学消費者マインド指数などが発表される。なお、14日と15日にはウォーシュFRB議長の委員会証言が予定されている。

主な決算発表では、14日にバンク・オブ・アメリカ、シティグループ、ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、15日にブラックロック、ジョンソン・エンド、ジョンソン、モルガン・スタンレー、ユナイテッド・エアラインズ、16日にゼネラル・エレクトリック、インシュティブサージカル、ユナイテッド・ヘルス、USバンコープ、ネットフリックス、アルコア、17日にトラベラーズが予定されている。




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