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米国株式市場見通し:金利上昇への警戒感残る、決算本格化前にポジション整理も
2026/10/03 15:50
*15:50JST 米国株式市場見通し:金利上昇への警戒感残る、決算本格化前にポジション整理も
1日の米債券市場では、連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長が追加利上げを急ぐ必要はないとの考えを示したことで伸び悩んだといえ、10年物国債利回りは一時5.35%と約24年ぶりの高水準にまで達している。9月29日にはNY連銀のウィリアムズ総裁が追加利上げに性急な対応は不要と発言していたほか、30日には8月の個人消費支出(PCE)価格指数が市場予想を下回ったことで、すでに10月の利上げ見送り観測は強まっている状況にあったとみられるが、こうした中でも利回りは上昇方向にあったといえる。
今週末の雇用統計も、雇用者数が市場予想を大きく下振れしたほか、失業率は市場予想を上回り、賃金上昇率も市場予想に未達だったが、その後利回りは下げ渋っている。主要7カ国(G7)が石油備蓄の協調放出を決定し今週末は原油価格が下落しているものの、米中間選挙まではイラン側の強気姿勢は崩れにくいとみられ、中東情勢の不透明感による原油相場の高止まり状況は目先続く可能性が高い。金利が高値圏にまで上昇している状況下でのリスク資産の上値追いには慎重な対応が必要といえよう。
今週末にかけてSOX指数は続伸、7月初め以来の水準にまで上昇してきている。AI・半導体関連株は相対的に金利上昇の悪影響を受けにくいとみられ、再度、一極集中の動きを強める動きになってきている。一時強まったAI開発の規制強化懸念なども足下で後退しており、より買い安心感につながっているとみられる。ただ、開発規制の問題は、米中間選挙次第で再度強化の方向に転じる余地も残している。過度に楽観的な見方には転じにくい印象だ。いずれにせよ、翌週からは海外半導体関連企業などをはじめ、7-9月期の決算発表が本格化することになる。決算内容を受けて銘柄の選別が進むとみられることからも、来週は一旦、ポジション整理の動きが強まっていく可能性は高いだろう。
経済指標は、5日に9月ISM非製造業景気指数、6日に8月貿易収支、7日に8月消費者信用残高、9月15-16日開催のFOMC議事録、8日に新規失業保険申請件数、9日に10月ミシガン大学消費者マインド指数などが発表される。
決算発表は、5日にCBAKエナジー、6日にラム・ウエストン、コンステレーション・ブランズ、7日にリーバイ・ストラウス、8日にティルレイ、ペプシコ、9日にデルタ航空が予定されている。
<FA>
1日の米債券市場では、連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長が追加利上げを急ぐ必要はないとの考えを示したことで伸び悩んだといえ、10年物国債利回りは一時5.35%と約24年ぶりの高水準にまで達している。9月29日にはNY連銀のウィリアムズ総裁が追加利上げに性急な対応は不要と発言していたほか、30日には8月の個人消費支出(PCE)価格指数が市場予想を下回ったことで、すでに10月の利上げ見送り観測は強まっている状況にあったとみられるが、こうした中でも利回りは上昇方向にあったといえる。
今週末の雇用統計も、雇用者数が市場予想を大きく下振れしたほか、失業率は市場予想を上回り、賃金上昇率も市場予想に未達だったが、その後利回りは下げ渋っている。主要7カ国(G7)が石油備蓄の協調放出を決定し今週末は原油価格が下落しているものの、米中間選挙まではイラン側の強気姿勢は崩れにくいとみられ、中東情勢の不透明感による原油相場の高止まり状況は目先続く可能性が高い。金利が高値圏にまで上昇している状況下でのリスク資産の上値追いには慎重な対応が必要といえよう。
今週末にかけてSOX指数は続伸、7月初め以来の水準にまで上昇してきている。AI・半導体関連株は相対的に金利上昇の悪影響を受けにくいとみられ、再度、一極集中の動きを強める動きになってきている。一時強まったAI開発の規制強化懸念なども足下で後退しており、より買い安心感につながっているとみられる。ただ、開発規制の問題は、米中間選挙次第で再度強化の方向に転じる余地も残している。過度に楽観的な見方には転じにくい印象だ。いずれにせよ、翌週からは海外半導体関連企業などをはじめ、7-9月期の決算発表が本格化することになる。決算内容を受けて銘柄の選別が進むとみられることからも、来週は一旦、ポジション整理の動きが強まっていく可能性は高いだろう。
経済指標は、5日に9月ISM非製造業景気指数、6日に8月貿易収支、7日に8月消費者信用残高、9月15-16日開催のFOMC議事録、8日に新規失業保険申請件数、9日に10月ミシガン大学消費者マインド指数などが発表される。
決算発表は、5日にCBAKエナジー、6日にラム・ウエストン、コンステレーション・ブランズ、7日にリーバイ・ストラウス、8日にティルレイ、ペプシコ、9日にデルタ航空が予定されている。
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