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冨士ダイス---24年3月期は減収なるも、記念配当の実施を発表
2024/05/17 10:59
*10:59JST 冨士ダイス---24年3月期は減収なるも、記念配当の実施を発表
冨士ダイス<6167>は15日、2024年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比2.9%減の166.78億円、営業利益が同29.7%減の8.09億円、経常利益が同28.0%減の8.82億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同45.1%減の7.09億円となった。
超硬製工具類の売上高は前年同期比4.8%増の47.88億円となった。海外向け溝付きロールや一部の鋼管用引抜工具の販売が好調に推移した。
超硬製金型類の売上高は同7.1%減の39.20億円となった。モーターコア用金型の販売が好調に推移したものの、顧客の生産地変更により二次電池向け金型の販売が大幅に減少したほか、自動車部品メーカーの在庫調整の影響を受け、関連する金型の販売が低調に推移した。
その他の超硬製品の売上高は同6.0%減の40.04億円となった。半導体製造装置向けの需要が堅調に推移したものの、景気低迷が継続している中国市場の影響を受け、中国向け素材販売が低調に推移した。
超硬以外の製品の売上高は同3.9%減の39.64億円となった。一部の鋼製自動車部品用工具・金型の販売が堅調に推移したものの、引抜鋼管の売上が低調に推移した。
利益については、生産性向上・業務効率化の施策や原材料等の高騰に伴う価格改定等に一定の成果があったものの、売上高の減少や、熊本製造所冶金棟建設に伴う一時的な費用増の影響を受けた。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比7.9%増の180.00億円、営業利益が同26.1%増の10.20億円、経常利益が同30.4%増の11.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.0%増の8.30億円を見込んでいる。
また、2024年6月6日に創業75周年を迎えるにあたり、2024年3月期の期末配当において、1株当たり10.00円の記念配当を実施することを発表した。これにより、2024年3月期の期末配当は、普通配当22.00円に記念配当10.00円を加え、1 株当たり32.00円となる。2025年3月期も前期比8円増の40.00円に増配する方針としている。
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冨士ダイス<6167>は15日、2024年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比2.9%減の166.78億円、営業利益が同29.7%減の8.09億円、経常利益が同28.0%減の8.82億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同45.1%減の7.09億円となった。
超硬製工具類の売上高は前年同期比4.8%増の47.88億円となった。海外向け溝付きロールや一部の鋼管用引抜工具の販売が好調に推移した。
超硬製金型類の売上高は同7.1%減の39.20億円となった。モーターコア用金型の販売が好調に推移したものの、顧客の生産地変更により二次電池向け金型の販売が大幅に減少したほか、自動車部品メーカーの在庫調整の影響を受け、関連する金型の販売が低調に推移した。
その他の超硬製品の売上高は同6.0%減の40.04億円となった。半導体製造装置向けの需要が堅調に推移したものの、景気低迷が継続している中国市場の影響を受け、中国向け素材販売が低調に推移した。
超硬以外の製品の売上高は同3.9%減の39.64億円となった。一部の鋼製自動車部品用工具・金型の販売が堅調に推移したものの、引抜鋼管の売上が低調に推移した。
利益については、生産性向上・業務効率化の施策や原材料等の高騰に伴う価格改定等に一定の成果があったものの、売上高の減少や、熊本製造所冶金棟建設に伴う一時的な費用増の影響を受けた。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比7.9%増の180.00億円、営業利益が同26.1%増の10.20億円、経常利益が同30.4%増の11.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.0%増の8.30億円を見込んでいる。
また、2024年6月6日に創業75周年を迎えるにあたり、2024年3月期の期末配当において、1株当たり10.00円の記念配当を実施することを発表した。これにより、2024年3月期の期末配当は、普通配当22.00円に記念配当10.00円を加え、1 株当たり32.00円となる。2025年3月期も前期比8円増の40.00円に増配する方針としている。
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