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天昇電 Research Memo(7):2025年3月期の営業利益は前期比31.7%増予想。上振れも
2024/06/26 12:47
*12:47JST 天昇電 Research Memo(7):2025年3月期の営業利益は前期比31.7%増予想。上振れも
■今後の見通し
天昇電気工業<6776>の2025年3月期の連結業績は、売上高30,000百万円(前期比11.5%増)、営業利益1,400百万円(同31.7%増)、経常利益1,400百万円(同5.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益900百万円(同5.2%減)と予想している。
依然としてロシア・ウクライナ情勢や米中の覇権争いの影響など不透明要因が多いものの、自動車生産はさらに回復すると予想していること、米国子会社におけるメキシコ第二工場の稼働がさらに上昇することなどから、営業利益は大幅増を見込んでいる。経常利益については、為替差益等を見込んでいないことから増益幅は小さくなる。親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に発生した補償金や補助金などが剥落することから減益を予想している。
設備投資額は2,500百万円前後の予定で、通常の水準に戻る。主な投資内容は、通常の金型や成型機に加えて、今後拡大を計画している塗装関連となっている。正確な減価償却費の見込みは開示されていないが、2,000~2,300百万円になるようだ。仮に減価償却費が2,200百万円とすると、償却前営業利益は3,600百万円(前期比9.3%増)となる見込みである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<SO>
■今後の見通し
天昇電気工業<6776>の2025年3月期の連結業績は、売上高30,000百万円(前期比11.5%増)、営業利益1,400百万円(同31.7%増)、経常利益1,400百万円(同5.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益900百万円(同5.2%減)と予想している。
依然としてロシア・ウクライナ情勢や米中の覇権争いの影響など不透明要因が多いものの、自動車生産はさらに回復すると予想していること、米国子会社におけるメキシコ第二工場の稼働がさらに上昇することなどから、営業利益は大幅増を見込んでいる。経常利益については、為替差益等を見込んでいないことから増益幅は小さくなる。親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に発生した補償金や補助金などが剥落することから減益を予想している。
設備投資額は2,500百万円前後の予定で、通常の水準に戻る。主な投資内容は、通常の金型や成型機に加えて、今後拡大を計画している塗装関連となっている。正確な減価償却費の見込みは開示されていないが、2,000~2,300百万円になるようだ。仮に減価償却費が2,200百万円とすると、償却前営業利益は3,600百万円(前期比9.3%増)となる見込みである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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