フィスコニュース


カンロ---2Q増収・2ケタ増益、売上・利益ともに上半期での過去最高を更新

*12:26JST カンロ---2Q増収・2ケタ増益、売上・利益ともに上半期での過去最高を更新
カンロ<2216>は29日、2024年12月期第2四半期(24年1月-6月)決算を発表した。売上高は前年同期比8.9%増の155.63億円、営業利益が同32.2%増の23.43億円、経常利益が同31.5%増の23.55億円、中間純利益が同42.9%増の17.67億円となった。

同社は企業パーパス「Sweeten the Future 心がひとつぶ、大きくなる。」の下、「中期経営計画2024」の最終年度である当期においても3つの事業戦略(「価値創造」・「ESG経営」・「事業領域の拡大」)を着実に推し進めており、当中間会計期間の売上高は増収となった。

飴は、商品アイテムの絞り込みと人員増強等の生産体制整備によりのど飴需要の高まりに対応し、前年同期比1.4%増の74.49億円となった。製品別では、休売・終売商品の減少を、のど飴群と2月から価格改定を実施している「金のミルクキャンディ」シリーズがカバーした。グミは、同16.9%増の77.74億円となり、中間会計期間として初めて飴の売上高を上回った。製品別では、「マロッシュ」の伸び悩みや輸入商品販売の減少があるものの、主力ブランドである「ピュレグミ」シリーズが、「ピュレグミプレミアム」の伸長やTVCMによるプロモーション効果と3月からの価格改定が相俟って大きく販売増となった。更に、直営店舗ヒトツブカンロ(4月に2店舗目の常設店を東急プラザ原宿「ハラカド」にオープン)・デジタルプラットフォーム「Kanro POCKeT」での高付加価値商品「グミッツェル」も依然好評を博している。素材菓子は、同13.9%増の3.31億円となった。

利益面では、原材料価格の値上がり基調は円安と共に継続しているが、一部商品の価格改定及び内容量の変更を実施することで対応し、グミを中心とする販売・生産増による限界利益の増加により、売上総利益は同10.5%増の65.41億円となった。営業利益は、業容拡大等に向けた人件費・一般費の増加に対し、施策時期のズレにより広告宣伝費が減少し、増益となった。

2024年12月期通期については、売上高が前期比6.1%増の308.00億円、営業利益が同12.4%増の38.10億円、経常利益が同11.6%増の38.30億円、当期純利益が同13.7%増の28.00億円とする6月24日に上方修正した業績予想を据え置いている。



<SI>



 
【重要】株予報/株予報Proを装った偽サイト、偽アカウント、偽広告にご注意ください

株予報/株予報Pro等の当社サービスを装ったり、当社の名を騙った偽サイト、偽アカウント、偽広告が確認されております。

偽サイト及び偽アカウントは、不正サイトへの誘導、個人情報の取得及び悪用、投資詐欺に遭う可能性がございますのでアクセスされないようにご注意ください。

当社では投資勧誘は行っておりません。LINEなどのSNSを利用した投資詐欺にご注意ください。

株予報 トレンドシグナル ®

2024/11/01 15:00 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

買い   1,356 銘柄
1,464 銘柄   売り
 
 
 
9432 日本電信電話 買い転換
9984 ソフトバンクG 売り転換
7974 任天堂 売り転換
7267 本田技研工業 売り転換
4578 大塚H 売り転換



注目コラムランキング

 
本情報の正確性には万全を期しておりますが、情報は変更になる場合があります。 また、第三者による人為的改ざん、機器の誤作動などの理由により本情報に誤りが生じる可能性があります。 本情報は、情報の提供のみを目的としており、金融商品の販売又は勧誘を目的としたものではありません。 投資にあたっての最終決定は利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 本情報に基づいて行われる判断について、株式会社アイフィスジャパンは一切の責任を負いません。 なお、本情報の著作権は、株式会社アイフィスジャパン及び情報提供者に帰属します。 TOPIX及び東証業種別株価指数の指数値及びそれらに係る標章又は商標は、株式会社JPX総研又は株式会社JPX総研の関連会社の知的財産です。 本情報の転用、複製、販売等の一切を固く禁じております。
IFIS