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PXB Research Memo(7):2025年3月期は大幅増収増益予想
2024/08/20 15:37
*15:37JST PXB Research Memo(7):2025年3月期は大幅増収増益予想
■今後の見通し
● 2025年3月期連結業績予想の概要
フェニックスバイオ<6190>の2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比23.7%増の2,121百万円、営業利益が214百万円(前期は11百万円)、経常利益が同393.6%増の214百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同662.3%増の201百万円と、大幅増収増益を予想している。核酸医薬品や遺伝子治療など新しいモダリティによる新薬開発が活発化しており、主力のPXBマウスとPXB-cells関連製品の販売、及び安全性等分野の受託試験サービスが大幅に伸長する見込みだ。売上高の内訳は、分野別売上高では薬効薬理分野が同75.5%増の279百万円、安全性等分野が同18.4%増の1,842百万円、サービスライン別売上高は製品販売が同19.2%増の1,573百万円(PXBマウスが同20.0%増の1,362百万円、PXB-cells関連が同14.1%増の211百万円)、受託試験サービスが同38.6%増の549百万円を計画している。想定為替レートは1米ドル=145円である。
利益面については大幅増収効果で生産コストや営業経費の増加を吸収する見込みだ。売上原価については前期比26.1%増加の計画である。人員増や昇給による人件費の増加に加え、生産増や資材価格上昇に伴い消耗品費が増加する。販管費については同5.9%増加の計画である。米国子会社における採用増や昇給による人件費の増加に加え、マウス輸送等に係る運賃の増加、共同研究先に派遣する研究員の採用による研究開発費の増加などを見込んでいる。
なお半期別では、上期は売上高が972百万円、営業利益が5百万円の損失、経常利益が5百万円の損失、親会社株主に帰属する当期純利益が8百万円の損失、下期は売上高が1,149百万円、営業利益が219百万円、経常利益が219百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が209百万円で、下期偏重の計画となっている。受注が下期に向けて増加基調となる形だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
<SO>
■今後の見通し
● 2025年3月期連結業績予想の概要
フェニックスバイオ<6190>の2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比23.7%増の2,121百万円、営業利益が214百万円(前期は11百万円)、経常利益が同393.6%増の214百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同662.3%増の201百万円と、大幅増収増益を予想している。核酸医薬品や遺伝子治療など新しいモダリティによる新薬開発が活発化しており、主力のPXBマウスとPXB-cells関連製品の販売、及び安全性等分野の受託試験サービスが大幅に伸長する見込みだ。売上高の内訳は、分野別売上高では薬効薬理分野が同75.5%増の279百万円、安全性等分野が同18.4%増の1,842百万円、サービスライン別売上高は製品販売が同19.2%増の1,573百万円(PXBマウスが同20.0%増の1,362百万円、PXB-cells関連が同14.1%増の211百万円)、受託試験サービスが同38.6%増の549百万円を計画している。想定為替レートは1米ドル=145円である。
利益面については大幅増収効果で生産コストや営業経費の増加を吸収する見込みだ。売上原価については前期比26.1%増加の計画である。人員増や昇給による人件費の増加に加え、生産増や資材価格上昇に伴い消耗品費が増加する。販管費については同5.9%増加の計画である。米国子会社における採用増や昇給による人件費の増加に加え、マウス輸送等に係る運賃の増加、共同研究先に派遣する研究員の採用による研究開発費の増加などを見込んでいる。
なお半期別では、上期は売上高が972百万円、営業利益が5百万円の損失、経常利益が5百万円の損失、親会社株主に帰属する当期純利益が8百万円の損失、下期は売上高が1,149百万円、営業利益が219百万円、経常利益が219百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が209百万円で、下期偏重の計画となっている。受注が下期に向けて増加基調となる形だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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