フィスコニュース


インテリックス Research Memo(8):2025年5月期は好採算物件の売却が寄与して連続増収増益へ

*15:08JST インテリックス Research Memo(8):2025年5月期は好採算物件の売却が寄与して連続増収増益へ
■インテリックス<8940>の今後の見通し

1. 2025年5月期の業績見通し
2025年5月期の連結業績は、売上高で前期比5.4%増の45,011百万円、営業利益で同74.0%増の1,619百万円、経常利益で同95.2%増の1,186百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同116.6%増の896百万円と連続増収増益となる見通し。

売上高はリノベーション事業分野で前期比1.5%増の353億円、ソリューション事業分野で同21.2%増の96億円を見込む。リノベーション事業分野では、リノヴェックスマンションの販売件数が前期比2.6%減の1,100件にとどまるものの、販売単価が同4.1%増の2,914万円と上昇することで売上高は同1.4%増の320億円となる見通し。市場環境は都心部を中心に堅調に推移しているが、2025年5月期は好採算の1棟もの収益不動産物件の売却が決まっていることもあり、引き続き良質な物件を仕入れ、手持ち保有物件の積み上げを優先する戦略となっている。このため賃貸収入は増収となる見通しだ。その他収入については、リノベーション内装工事が前期比横ばいの21億円を見込むが、FLIE事業の伸長を見込んでいる。

一方、ソリューション事業分野は1棟もの大型収益不動産物件の売却や、アセットシェアリングシリーズの売上高が前期の790百万円から1,000百万円に拡大することで2ケタ増収となる見通し。その他収入のうちホテル事業は高稼働が続くことを前提に前期比横ばい水準を見込んでいる。

売上総利益は前期比22.4%増の7,137百万円となる見通し。売上総利益率では前期の13.7%から15.9%に上昇する。長期滞留物件の販売が一巡したことにより、リノヴェックスマンションの利益率が前期の10.6%から12.7%に回復するほか、好採算の1棟もの収益不動産物件の売却が利益率の上昇要因となる。同物件は8階建て(地下1階付)のビルで第1四半期に売上計上する予定となっている。利益額としては2019年5月期~2023年5月期の連結経常利益額の年平均額(1,069百万円)の30%以上に相当する額を見込んでいる。

販管費は前期比12.6%増の5,518百万円、金額ベースで617百万円の増加を計画している。このうち、創立30周年記念費用として2億円程度を織り込んでおり(グループ役職員向け譲渡制限付き株式付与に係る費用含む)、そのほか人件費や教育研修費等の増加を想定している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



<HN>



 
【重要】株予報/株予報Proを装った偽サイト、偽アカウント、偽広告にご注意ください

株予報/株予報Pro等の当社サービスを装ったり、当社の名を騙った偽サイト、偽アカウント、偽広告が確認されております。

偽サイト及び偽アカウントは、不正サイトへの誘導、個人情報の取得及び悪用、投資詐欺に遭う可能性がございますのでアクセスされないようにご注意ください。

当社では投資勧誘は行っておりません。LINEなどのSNSを利用した投資詐欺にご注意ください。

株予報 トレンドシグナル ®

2024/11/13 15:00 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

買い   1,915 銘柄
1,243 銘柄   売り
 
 
 
4568 第一三共 売り転換
7011 三菱重工業 買い転換
6857 アドバンテスト 売り転換
7741 HOYA 売り転換
4502 武田薬品工業 売り転換



注目コラムランキング

 
本情報の正確性には万全を期しておりますが、情報は変更になる場合があります。 また、第三者による人為的改ざん、機器の誤作動などの理由により本情報に誤りが生じる可能性があります。 本情報は、情報の提供のみを目的としており、金融商品の販売又は勧誘を目的としたものではありません。 投資にあたっての最終決定は利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 本情報に基づいて行われる判断について、株式会社アイフィスジャパンは一切の責任を負いません。 なお、本情報の著作権は、株式会社アイフィスジャパン及び情報提供者に帰属します。 TOPIX及び東証業種別株価指数の指数値及びそれらに係る標章又は商標は、株式会社JPX総研又は株式会社JPX総研の関連会社の知的財産です。 本情報の転用、複製、販売等の一切を固く禁じております。
IFIS