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CSSHD Research Memo(9):2025年9月期は普通配当ベースでの増配を予定

*14:09JST CSSHD Research Memo(9):2025年9月期は普通配当ベースでの増配を予定
■株主還元策

CSSホールディングス<2304>は株主還元策として配当を実施している。株主への利益還元を重要な経営課題の1つとして認識し、業績・連結配当性向及び同社配当性向と今後の経営における施策等を総合的に勘案し、継続的かつ安定的に利益配分を行うことを基本方針としている。

2024年9月期の1株当たり配当金については、中間配当は期初予想どおり10.0円としたが、好業績の見通しに加え2024年12月には創業40周年の節目を迎えるため、期末配当は期初予想の10.0円から、普通配当10.0円と記念配当10.0円の計20.0円に修正し、年間配当は前期比13.0円増の30.0円とした。また、2025年9月期にはおおむね横ばいの業績を見込んでいることから、1株当たり配当金は中間配当15.0円、期末配当15.0円、年間配当は前期と同額の30.0円を予想しており、普通配当ベースでは増配となる。この結果、配当性向は33.0%となる見通しで、東証プライム・スタンダード・グロース市場に上場する2024年3月期における全産業平均の32.6%とおおむね同水準である。ただ、株主還元に前向きである同社の経営姿勢を考えると、業績次第では期末配当の上乗せもありうると弊社では考えている。

東証ではPBR1倍割れが約半分を占める日本株へのテコ入れとして、プライム市場及びスタンダード市場の全上場会社を対象に資本コストや株価を意識した経営への取り組みを求めている。同社グループでは2024年9月期にはコロナ禍の影響を脱して事業環境が好転した結果、すべてのセグメントで大幅な増収増益となった。その結果、2024年12月6日時点のPBRは1.45倍、ROEは17.1%となり、目安となるPBR1倍、ROE8%の基準を大きく超えている。今後も新中期経営計画に従ってさらなる業績向上を目指し、各セグメントで十分な利益水準を確保することで安定的にROE8%以上を計上し、PBR1倍を超える企業価値を維持できると弊社では考えている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)



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