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冨士ダイス Research Memo(1):粉末冶金技術と超精密加工技術で新たな価値を創造し社会に貢献

*16:31JST 冨士ダイス Research Memo(1):粉末冶金技術と超精密加工技術で新たな価値を創造し社会に貢献
■要約

冨士ダイス<6167>は、1949年の創業以来、超硬耐摩耗工具業界において長期にわたり30%以上のトップシェアを堅持している。また創業以来黒字経営を継続しており、2025年3月期第2四半期(以下、中間期)末の自己資本比率は80.2%と高い。

2025年3月期中間期の業績は売上高8,277百万円(前年同期比0.8%増)、営業利益291百万円(同34.0%減)、経常利益394百万円(同21.3%減)、親会社株主に帰属する中間純利益250百万円(同34.2%減)と、製缶金型や次世代自動車部品向け金型、半導体製造装置向けが堅調に推移したものの、一部顧客による在庫調整が影響し、売上が伸び悩みほぼ横ばいに留まった。利益面では生産性向上による効果があったが、原料高騰やIT投資・人財投資などのコストが嵩み、大幅減益を余儀なくされた。

2025年3月期は中間期の収益が計画未達で推移したこと、引き続き下期も顧客による在庫調整の影響が残ることから、通期計画を下方修正した。売上高17,000百万円(前期比1.9%増)、営業利益680百万円(同16.0%減)、経常利益850百万円(同3.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益590百万円(同16.8%減)予想としている。

同社は「中期経営計画2026」(2025年3月期~2027年3月期)をスタートさせた。2027年3月期に売上高200億円、営業利益20億円を目標としている。激変する社会変化に対応すべく、経営基盤の強化、生産性向上・業務効率化、海外事業の飛躍、脱酸素・循環型社会への貢献、新規事業の確立を実行し、売上拡大や収益率向上により、新中期経営計画の目標達成を目指す。

■Key Points
・2025年3月期中間期は増収減益。一部在庫調整の遅れやコスト高が響き、34.0%の営業減益
・2025年3月期予想は増収減益。在庫調整等が長引き下期へ。回復が遅れ、16.0%営業減益を予想
・「中期経営計画2026」をスタート。2027年3月期に売上高200億円、営業利益20億円を目指す

(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘)



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