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ジェーソン---3Q売上高微減なるも、オリジナル商品は好調な販売を維持し業績を牽引

*16:42JST ジェーソン---3Q売上高微減なるも、オリジナル商品は好調な販売を維持し業績を牽引
ジェーソン<3080>は14日、2025年2月期第3四半期(24年3月-11月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比1.6%減の218.11億円、営業利益は同24.7%減の6.26億円、経常利益は同24.0%減の6.52億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同27.1%減の3.94億円となった。

同社グループは徹底したローコストでの店舗運営を推進すると共に、JV(ジェーソン・バリュー)商品やオリジナル商品の取扱強化、並びに居抜き物件中心の店舗網拡充を図り「人々の生活を支えるインフラ(社会基盤)となる」という企業理念の下、地域における生活便利店としてチェーンストア経営に注力してきた。

当第3四半期累計期間の業績は、主力であるペットボトル飲料は引き続き好調に推移したが、仕入原価の高騰が続くなかロープライス戦略堅持のため販売価格への価格転嫁をやや抑制方向で運営したものの、販売数量が思うように伸ばせず減収となった。また、収益面では、積極的な新規出店に伴う地代家賃等の増加や自社物流の適正化に向けた新たな倉庫費用、トラックの増車を含む車輌関係費用等の前向きな投資に係るコスト増等により、減益の結果となった。出店状況については、5月に東京都東村山市の「東村山青葉町店」、7月に茨城県常陸太田市の「常陸太田宮本町店」、9月に栃木県那須烏山市の「那須烏山店」、10月に群馬県前橋市の「前橋北代田店」が開店し、直営店舗数は116店舗となった。また、同社オリジナル商品の「尚仁沢の天然水」、「はじける強炭酸水(天然水の炭酸水)」はいずれも当初計画を上回る好調な販売を維持し同社全体の業績を牽引するなど、着実にPB商品の取扱いが強化されている。子会社尚仁沢ビバレッジにおいては、前年同期比約2倍の生産量を継続し、引き続き連結業績に寄与している状況となっている。なお、工場内倉庫の新築工事も順調に進み、計画通り本年2月に竣工予定となっている。

2025年2月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高は前期比1.5%減(前回予想比5.7%減)の283.00億円、営業利益は同29.3%減(同37.4%減)の6.20億円、経常利益は同28.6%減(同36.9%減)の6.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同35.3%減(同40.0%減)の3.90億円としている。

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