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*19:03JST ナック---資本コスト・株価を意識した経営対応の最新情報を発表
ナック<9788>は31日、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について、最新の状況を発表した。

同社は、連結売上高の拡大とROE(株主資本利益率)の高水準維持を目標としている。2020年3期にはROEが2.58％まで低下したが、2021年3期の事業再編後は改善傾向にあった。しかし、2024年3期の当期純利益の減少により、ROEは6.26％と過去3年間を下回る結果となった。一方、事業再編後のPBR(株価純資産倍率)は1倍前後で推移している。また、2022年3期以来の課題であった一日平均売買代金は、株式分割やIR活動の強化により改善し、2024年3期にはプライム市場の上場維持基準である0.2億円を上回った。

また、同社は株式市場からの評価を受けるべく引き続き対応を推進している。なお、2025年1月30日時点の終値ベースでの同社PBRは約1.18倍と前年と比較して改善傾向にある。引き続き指標であるPBR1倍を安定的に上回る状態を維持し、投資家ならびに全てのステークホルダーに選ばれる会社を目指していく。

同社は、これらの取り組みにより、資本コストを上回る収益を創出し、持続的な企業価値の向上を目指すとしている。

＜ST＞