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三栄コーポレーション---3Qは2ケタ増収・大幅増益、通期連結業績予想の上方修正を発表

*13:52JST 三栄コーポレーション---3Qは2ケタ増収・大幅増益、通期連結業績予想の上方修正を発表
三栄コーポレーション<8119>は7日、2025年3月期第3四半期(24年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比14.6%増の299.76億円、営業利益が同148.0%増の18.60億円、経常利益が同139.1%増の19.52億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同159.2%増の11.50億円となった。

家具家庭用品事業の売上高は前年同期比14.5%増の138.18億円、セグメント利益は同5.55億円増の9.23億円となった。OEM事業は、欧州や中国の景気低迷の影響が引き続いているものの、受注状況が改善したことなどから、前年同期比増加となった。ブランド事業は、「MINT(ミント)」などの家具・インテリアのネットショップの売り上げは新商品が好調に推移したことを主因に増加となったが、昨年2月に解散したブランド販売子会社の売上が純減したことから、ブランド事業全体では前年同期比減少となった。

服飾雑貨事業の売上高は同23.2%増の123.88億円、セグメント利益は同5.72億円増の15.76億円となった。旺盛なインバウンド需要や外出需要を背景に、セグメント全体で外出・旅行関連商材の売り上げを押し上げた。ブランド事業は、環境関連商材を取り扱う「Our EARTH Project」などのサステナブルビジネスにおいて、オリジナルブランド「uF」の発売や無水染色技術「e.dye」を含めた生地ビジネスで売り上げを順調に積み上げた。一方、国内外のフットウェアの取扱いを中心にセレクトショップを運営するベネクシーは、快適歩行生活を促進する米国発のプレミアムハンズフリーシューズ「Orthofeet」を市場投入するなど、全社的な事業再編を加速させているが、直営不採算店舗削減の影響もあり、前年同期比で減少となった。

家電事業の売上高は同11.7%減の24.28億円、セグメント損失は2.22億円(前年同期比0.30億円減)となった。OEM事業は、新製品の量産遅延等の影響もあり、前年同期比減少となった。ブランド事業は、「mod's hair」のドライヤーなどの理美容家電が国内向けで伸び悩み、「Vitantonio」の調理家電についても、特に海外販売が減少した影響で、前年同期比減少となった。

2025年3月期通期の業績予想については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比9.0%増(前回予想比2.6%増)の400.00億円、営業利益が同46.1%増(同21.4%増)の17.00億円、経常利益が同44.2%増(同20.0%増)の18.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同67.2%増(前回予想と変わらず)の9.00億円としている。

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2025/06/05 15:30 現在

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