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精工技研---3Qも2ケタ増収・大幅増益、期末配当金の増配を発表

*18:06JST 精工技研---3Qも2ケタ増収・大幅増益、期末配当金の増配を発表
精工技研<6834>は10日、2025年3月期第3四半期(24年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.5%増の133.21億円、営業利益が同165.1%増の17.04億円、経常利益が同133.5%増の18.48億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同236.7%増の13.38億円となった。

精機関連の売上高は前年同期比0.7%減の64.48億円、材料価格の上昇等により原価率が悪化し、営業利益は同20.5%減の3.54億円となった。当第3四半期累計期間は、国内自動車メーカーの中国市場向けの販売が伸び悩み、車載用センサー関連部品や、同部品を量産するための金型の売上高が減少した一方、電気自動車用のインバーター関連部品の売上高が伸長した。電子機器向けの金属プレス成形品は、中華系スマートフォンの高機能機種の需要が回復せず、売上高が減少することとなった。

光製品関連の売上高は同28.4%増の68.73億円となり、第3四半期までの累計売上高としては過去最高となった。光コネクタ研磨機や検査・測定装置の売上高の増加に伴い、営業利益は13.50億円(前年同期は1.97億円の利益)となった。当第3四半期累計期間は、生成AIの普及や5G通信の拡大等を受けて、世界中でデータセンターの新設が活況となり、光コネクタ等の光通信用部品の需要が増大した。これにより、光コネクタを製造する際に使用する光コネクタ研磨機や検査・測定装置の売上高が大きく増加することとなった。2024年12月には子会社の杭州精工技研有限公司が、中国江蘇省蘇州市に本社を置く光通信用部品メーカー、蘇州安捷讯光电科技股份有限公司と合弁会社を設立した。

2025年3月期通期については、売上高が前期比14.0%増の180.00億円、営業利益が同90.0%増の20.00億円、経常利益が同61.5%増20.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同97.1%増の15.00億円とする11月11日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。

また同日、2025年3月期の業績予想等を勘案した結果、2025年3月期の期末配当予想については、前回予想の30.00円から5.00円増配し、1株当たり35.00円とすることを発表した。これにより年間配当金は、第2四半期末(中間期末)実績の30.00円と合わせて65.00円となり、前期(2024年3月期)実績の55.00円から10.00円増配となる予定。


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