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児玉化学工業---3Q増収・経常利益が大幅増、モビリティ事業が引き続き順調に推移

*18:23JST 児玉化学工業---3Q増収・経常利益が大幅増、モビリティ事業が引き続き順調に推移
児玉化学工業<4222>は12日、2025年3月期第3四半期(24年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.9%増の117.64億円、営業利益が同29.2%増の1.53億円、経常利益が同1,106.8%増の1.03億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.75億円(同1.77億円の損失)となった。

モビリティ事業の売上高は前年同期比14.2%増の81.85億円、セグメント利益は同81.6%増の2.96億円となった。国内自動車部門においては、乗用車向けでメイン車種の生産台数が大きく伸長し、販売増加となった。海外自動車部門においては、タイのECHOAUTOPARTS(THAILAND) CO.,LTD.では、市況の回復が遅れていることにより、販売減少となった

リビングスペース事業の売上高は同8.4%減の31.97億円、セグメント利益は同21.3%減の2.56億円となった。国内住宅設備部門においては、引き続き、住宅用資材や人件費の高騰の影響により新規住宅向け需要が全般的に低調になった。その結果、洗面化粧鏡を中心に販売減少となった。オフィス用空調製品においても、同様の影響により、若干の販売減となった。海外冷機部品部門においては、タイのTHAI KODAMA CO.,LTD.、ベトナムのTHAI KODAMA(VIETNAM) CO.,LTD.とも、需要が低調に推移したことなどにより販売減少となった。収益性に関しては、各費用の価格反映が進んだことと、品質向上の取組みによる良化要因も含んでいるが、減収が大きく影響し、前年同期比で減少した。

アドバンスド&エッセンシャル事業の売上高は同16.5%減の3.80億円、セグメント利益は同78.3%減の0.21億円となった。ゲームソフト用パッケージ事業は第2四半期から引き続き需要減となり、販売減少となった。また新複合材製品事業においても、一部量産延期があり販売減少となった。収益性に関しては、対象製品の収益性は維持しているものの、当期内の内外製比率変更による一過性の影響により、前年同期比で減少した。

2025年3月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高が前期比4.8%増の154.00億円、営業利益が同39.6%減(前回予想比78.3%減)の1.00億円、経常利益が同23.4%増(同90.6%減)の0.30億円、親会社株主に帰属する当期純損失が2.10億円(同4.10億円減)としている。



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2025/05/13 15:30 現在

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