フィスコニュース


Veritas In Silico---24年12月期はmRNA標的低分子創薬事業及び自社パイプライン創出を推進

*15:40JST Veritas In Silico---24年12月期はmRNA標的低分子創薬事業及び自社パイプライン創出を推進
Veritas In Silico<130A>は13日、2024年12月期決算を発表した。事業収益が前期比46.0%減の1.94億円、営業損失が2.12億円(前期は0.37億円の利益)、経常損失が2.33億円(同0.35億円の利益)、当期純損失が2.36億円(同0.33億円の利益)となった。

同社のmRNA標的低分子創薬事業においては、創薬プラットフォームibVIS(R)を活用し、東レ<3402>、塩野義製薬<4507>、ラクオリア創薬<4579>、並びに武田薬品工業<4502>との共同創薬研究を進めている。また、新たな共同創薬研究契約の成約に向けて、mRNA標的低分子創薬に関心を持つ国内外の製薬会社を対象に、同社のプラットフォーム技術紹介等のアプローチを進めた。また同社が保有している特許のうち、創薬プラットフォームibVIS(R)をカバーするものについて、欧州域内にて2025年1月1日付で特許権が付与された。

mRNA標的低分子創薬事業の取り組みと並行して、同社で実行可能な核酸医薬品をはじめ、mRNA標的医薬品の自社パイプライン創出の取り組みも進めた。核酸医薬品の創出においては、既にp53遺伝子のmRNAの量を低下させ、疾患の原因となるタンパク質の発現を抑制する核酸医薬品の一種、アンチセンス・オリゴヌクレオチド(ASO)を発見し、日本国内で特許を取得するとともに、さらに効率よく活性の高いASOを取得するための独自研究を進めている。また、三菱瓦斯化学<4182>との間では、ASOの研究・開発・製造を目的とした協業の可能性について2023年12月より継続的に検討を進めている。低分子医薬品の創出においては、2024年10月に英国Liverpool ChiroChem社とのmRNAを標的とした低分子創薬に関するパートナーシップ合意、さらに同社とは同年12月に共同開発及び商業化契約を締結した。当年度における経営目標の主要な指標であるKPI達成状況は、新規契約締結数については年間目標2社に対し1社(英国Liverpool ChiroChem社)、事業収益は黒字確保の目標に対し、当年度内の契約締結を見込んでいた案件の成約が翌事業年度内となったことを主な要因として赤字となった。

2025年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比305.1%増の7.88億円、営業利益が1.63億円、経常利益が1.70億円、当期純利益が1.68億円を見込んでいる。



<NH>



 
【重要】株予報/株予報Proを装った偽サイト、偽アカウント、偽広告にご注意ください

株予報/株予報Pro等の当社サービスを装ったり、当社の名を騙った偽サイト、偽アカウント、偽広告が確認されております。

偽サイト及び偽アカウントは、不正サイトへの誘導、個人情報の取得及び悪用、投資詐欺に遭う可能性がございますのでアクセスされないようにご注意ください。

当社では投資勧誘は行っておりません。LINEなどのSNSを利用した投資詐欺にご注意ください。

株予報 トレンドシグナル ®

2025/04/15 15:30 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

買い   1,406 銘柄
728 銘柄   売り
 
 
 
6098 リクルートH 買い転換
7267 本田技研工業 買い転換
7741 HOYA 買い転換
6367 ダイキン工業 買い転換
8801 三井不動産 売り転換



注目コラムランキング

 
本情報の正確性には万全を期しておりますが、情報は変更になる場合があります。 また、第三者による人為的改ざん、機器の誤作動などの理由により本情報に誤りが生じる可能性があります。 本情報は、情報の提供のみを目的としており、金融商品の販売又は勧誘を目的としたものではありません。 投資にあたっての最終決定は利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 本情報に基づいて行われる判断について、株式会社アイフィスジャパンは一切の責任を負いません。 なお、本情報の著作権は、株式会社アイフィスジャパン及び情報提供者に帰属します。 TOPIX及び東証業種別株価指数の指数値及びそれらに係る標章又は商標は、株式会社JPX総研又は株式会社JPX総研の関連会社の知的財産です。 本情報の転用、複製、販売等の一切を固く禁じております。
IFIS