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*06:58JST あかつき本社---3Qは2ケタ増収、通期予想の上方修正及び増配を発表
あかつき本社<8737>は14日、2025年3月期第3四半期（24年4月-12月）連結決算を発表した。営業収益が前年同期比19.4%増の410.15億円、営業利益が同3.5%増の25.75億円、経常利益が同12.4%減の25.17億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同15.1%減の16.11億円となった。なお、前期に計上した一過性の投資組合事業運用益と高齢者施設の売却益を除くと増益となった。

証券関連事業の営業収益は前年同期比14.0%増の117.87億円、セグメント利益は同5.0%増の12.55億円となった。2024年12月末の契約仲介業者外務員数は1,864名（2024年3月末比186名増）、子会社のJWAの提携金融機関における管理資産残高を含めた預り資産残高は6,490億円（同914億円増）、IFA部門の預り資産残高は3,982億円（同843億円増）と拡大した。

不動産関連事業の営業収益は同21.5%増の294.26億円、セグメント利益は同2.9%増の20.02億円となった。仕入戸数は607戸（前年同期は551戸）、販売戸数は655戸（同534戸）の取引実績となった。また、リノベーションの設計・施工を手掛けるバウテックグループにおいては、完工数が826戸（前年同期は681戸）と拡大した。高齢者施設開発を手掛けるEWアセットマネジメントにおいて、2024年3月に東京都杉並区に建設した「NEXT-LD新高円寺」がオープンした。また、2024年9月に熊本県熊本市において建設した「メディケア癒やし長嶺」がオープンした。これにより、2024年12月末現在で稼働中の施設は3件、開発中の施設は1件となった。

2025年3月期通期の連結業績予想については、同日、業績の上方修正を発表した。営業収益が前期比26.4%増（前回予想比13.5%増）の590.00億円、営業利益が同19.9%増（前回予想と変わらず）の41.00億円、経常利益が同10.1%増（前回予想と変わらず）の42.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.4%増（前回予想と変わらず）の26.00億円としている。

また、2025年3月期の期末配当金について、前回予想から6.00円増額の17.00円とすることも発表した。これにより、2025年3月期の1株当たり配当金は、年間で28.00円（前期比7.00円増配）となる。

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