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大幸薬品---24年12月期は増収・黒字転換、医薬品事業が2ケタ増収増益に

*07:01JST 大幸薬品---24年12月期は増収・黒字転換、医薬品事業が2ケタ増収増益に
大幸薬品<4574>は13日、2024年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比2.8%増の62.92億円、営業利益が6.29億円(前期は10.05億円の損失)、経常利益が6.88億円(同12.48億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益が8.98億円(同36.11億円の損失)となった。

医薬品事業の売上高は前年同期比11.4%増の57.78億円、セグメント利益は同60.6%増の19.47億円となった。堅調な需要に対し、前連結会計年度より引き続き、製造人員の増強やシフト生産体制の構築、京都工場の医薬品ラインの立ち上げ等の増産施策の取り組みを進めた。これらの取り組みにより、供給課題は徐々に解消に向かいつつあるものの、一部製品においては依然として、十分な供給ができておらず品薄の状況が継続した。また、原材料費及び資材費や物流費等の価格高騰を背景に、国内において「正露丸」、「セイロガン糖衣A」の出荷価格の値上げを実施した。この結果、国内向けの医薬品売上高は、対前期比6.6%増の35.56億円となった。また、海外向けは、中国・香港市場へ一部の出荷を再開できたこと等から、対前期比20.2%増の22.22百万円となった。

感染管理事業について、売上高は5.08億円(前期比4.21億円減)、セグメント損失4.67億円(同7.24億円改善)となった。売上規模に応じたマーケティング費用の投下等コストコントロールを強化し、収益性の改善に取り組んだ。また、「クレベリン」の信頼回復に向けて、機能訴求だけではなく、商品価値が直感的に伝わるプロモーション動画の制作や各種タイアップ施策等の取り組みをおこない、感染症流行期における衛生対策商品としての認知は回復傾向にある。

2025年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.1%増の63.00億円、営業利益が同65.9%減の2.15億円、経常利益が同70.9%減の2.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同66.6%減の3.00億円を見込んでいる。

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