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東洋ドライルーブ Research Memo(7):質疑応答(1)

*12:07JST 東洋ドライルーブ Research Memo(7):質疑応答(1)
東洋ドライルーブ<4976>

■質疑応答
★質問者
お話をお聞きするのが17年ぶりですので、あまり今の状況を明確に把握していません。現在の稼ぎ頭はタイとのお話でしたが、どのような要因でここまで高い利益率が実現できているのか教えてください。

■東洋ドライループ 飯野
当社は2010年に、中国に続いてタイに進出しました。タイでは光学部品の仕事を主力としてスタートしました。その後、光学関連の会社がタイに集積してきたことにより、光学関連のビジネスが好調に推移したため、今の業績に結びついたと思います。

また、2輪・4輪の仕事も堅調に推移しています。

★質問者
カメラ関係のお客さまは、複数いるのですか?

■東洋ドライループ 飯野
おっしゃるとおり、複数です。

★質問者
最近、特に1社の調子が非常に良いのですが、そちらがメインでしょうか?

■東洋ドライループ 飯野
当社は、光学メーカーと直接取引しているわけではなく、光学部品・機器メーカーと取引しています。その部品や機器のメーカーが、複数の光学メーカーと取引しています。

★質問者
IPOした頃は、自動車関係においてワイパーブレードがかなり大きかったと記憶しています。このあたりはなにか変化がありますか?

■東洋ドライループ 飯野
ブレードの形状などが当時とは変わってきていますので、コーティングの内容は変化しています。しかしながら、生産量に関しては、大きな変化はありません。

★質問者
今期の業績がかなり上振れていますが、要因は何ですか?

■東洋ドライループ 飯野
自動車関係で言うと、エンジンの形態が多様化しています。そのようなところにビジネスチャンスがあり、新規採用が増加していることが業績に繋がってきています。
また、自動化、ロボット化、AIの導入などにより生産性を向上させていることも要因の一つといえます。

★質問者
もともとの業績予想でも、上期下期でいうと減益のかたちになっていますが、今回も修正しなかったため、よりきつい予想になっています。単なる季節性なのか、それとも期中になにか終わるものがあるのかについて教えてください。

■東洋ドライループ 飯野
期の始まる前に予測していた内容については、後半に終息していくものがいくつかあると考えて、予想をそのままとしています。修正すべき時が来ましたら、速やかにご説明したいと考えています。

★質問者
通常の季節性という観点では、下期にはさほど落ちるわけではないと理解してよいでしょうか?

■東洋ドライループ 飯野
海外においては、春節などのいろいろな要素で工場が止まることがあり、それが後半に影響が出てくることはあると理解しています。それを業績予想に織り込んでいる部分はあります。

★質問者
「トランプ大統領の自動車関税が自動車業界、御社に与える影響について、どのように考えていますか?」というご質問です。

■東洋ドライループ 飯野
北米では現在、年間1,600万台から1,700万台の自動車が販売されています。トヨタを始めとした日本車がその中で占める割合は、600万台を超えているかと思います。600万台のうち、北米生産、メキシコ、日本から3分の1くらいずつ北米向けに生産されていると認識しております。
仮に、25%の関税が実施されれば日本のカーメーカ及び機器メーカーにとって大きなマイナス要因となることが予想され当社にも影響があります。



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