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日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は小幅に8日ぶり反落、ファーストリテが1銘柄で約57円分押し下げ
2025/05/07 12:31
*12:31JST 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は小幅に8日ぶり反落、ファーストリテが1銘柄で約57円分押し下げ
7日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり120銘柄、値下がり101銘柄、変わらず4銘柄となった。
日経平均は8日ぶりに反落。前営業日比16.91円安(-0.05%)の36813.78円(出来高概算9億7000万株)で前場の取引を終えている。
6日の米国株式市場は続落。ダウ平均は389.83ドル安の40829.00ドル、ナスダックは154.58ポイント安の17689.66で取引を終了した。トランプ政権の関税策を巡る不透明感を理由に、各企業が見通しを撤回していることが警戒され、寄り付き後、下落。ベッセント財務長官の発言で貿易を巡り中国と交渉していないことが明らかになったほか、3月貿易赤字が過去最大に達し景気への悲観的見方も根強く、終日軟調に推移した。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え手仕舞い売りも先行したと見られ、戻り鈍く終了。
朝方、ベッセント財務長官と米通商代表部(USTR)のグリア代表が今週スイスを訪問し、中国と貿易問題を巡る協議を行うと米政権が発表したことで、米中貿易戦争の軟化期待を材料に東京市場は買い優勢で取引を開始。寄付き後の日経平均は36942.38円まで上昇する場面が見られたが、連休前よりも為替が円高ドル安に進行していたことや、関税政策に関するニュースが相次いだことから買いは続かず。買い一巡後の日経平均は、37000円手前で失速し、前営業日水準での小動きとなった。
日経平均採用銘柄では、トランプ大統領が外国で政策した映画に100%の関税をかける方針をSNSで示したことから、ソニーグループ<6758>や、東宝<9602>など映画関連銘柄の一角が下落。また、医薬品に対する関税措置についても2週間以内に発表すると明らかにしたことで、住友ファーマ<4506>、大塚HD<4578>、エーザイ<4523>、塩野義製薬<4507>など医薬品株がそろって売られた。三菱自動車<7211>、日産自<7201>、マツダ<7261>、トヨタ自<7203>など自動車株が総じて弱い。このほか、ルネサスエレクトロニクス<6723>、あおぞら<8304>なども売られた。
一方、石油輸出国機構(OPEC)プラスが5月に続き6月も原油増産を行う方針を明らかとしたことで、JAL<9201>、ANAホールディングス<9202>が買われた。また、好調な国内月次動向が評価されて良品計画<7453>が上昇したほか、ポジティブな証券会社のレポートが材料視されて丸紅<8002>、伊藤忠商事<8001>が買われ、三菱商事<8058>、住友商事<8053>、三井物産<8031>など総合商社も見直し買いが先行。JR西<9021>も証券会社レポートを材料に買われた。このほか、SOMPOホールディングス<8630>、ニトリHD<9843>、T&Dホールディングス<8795>、イオン<8267>、りそなHD<8308>などが上昇した。
業種別では、医薬品、輸送用機器、精密機器、鉱業、化学などが下落した一方、空運、卸売、保険、不動産、建設などが上昇した。
値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約57円押し下げた。同2位はソニーG<6758>となり、テルモ<4543>、信越化<4063>、大塚HD<4578>、中外薬<4519>、アドバンテスト<6857>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約52円押し上げた。同2位はKDDI<9433>となり、ソフトバンクG<9984>、良品計画<7453>、ニトリHD<9843>、三菱商<8058>、リクルートHD<6098>などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 36813.78(-16.91)
値上がり銘柄数 120(寄与度+258.42)
値下がり銘柄数 101(寄与度-275.33)
変わらず銘柄数 4
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 21670 530 52.89
<9433> KDDI 2647 72 28.74
<9984> ソフトバンクG 7475 70 13.97
<7453> 良品計画 5054 285 9.48
<9843> ニトリHD 17345 565 9.40
<8058> 三菱商事 2729.5 89 8.88
<6098> リクルートHD 8337 87 8.68
<8001> 伊藤忠商事 7225 183 6.09
<8766> 東京海上HD 5769 120 5.99
<8031> 三井物産 2870 87.5 5.82
<9201> 日本航空 2781 151.5 5.04
<8002> 丸紅 2683 147 4.89
<8267> イオン 4396 146 4.86
<8630> SOMPO 4750 220 4.39
<6501> 日立製作所 3785 112 3.73
<8053> 住友商事 3608 105 3.49
<6981> 村田製作所 2034.5 43.5 3.47
<9613> NTTデータG 2983.5 20 3.33
<6762> TDK 1553.5 6.5 3.24
<5803> フジクラ 5624 95 3.16
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 47270 -720 -57.48
<6758> ソニーG 3605 -127 -21.12
<4543> テルモ 2766.5 -64.5 -17.16
<4063> 信越化 4433 -95 -15.80
<4578> 大塚HD 7318 -379 -12.61
<4519> 中外製薬 8501 -119 -11.87
<6857> アドバンテ 6295 -42 -11.18
<7203> トヨタ自動車 2721 -59 - 9.81
<6367> ダイキン工業 16975 -285 - 9.48
<4507> 塩野義製薬 2367 -90 - 8.98
<6954> ファナック 3666 -54 - 8.98
<4568> 第一三共 3614 -88 - 8.78
<4704> トレンドマイクロ 10180 -255 - 8.48
<4523> エーザイ 4082 -189 - 6.29
<4503> アステラス製薬 1421.5 -36.5 - 6.07
<7267> ホンダ 1462 -22 - 4.39
<8015> 豊田通商 2908 -36 - 3.59
<2801> キッコーマン 1429 -21.5 - 3.58
<4502> 武田薬品工業 4334 -85 - 2.83
<6273> SMC 46190 -810 - 2.69
<CS>
7日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり120銘柄、値下がり101銘柄、変わらず4銘柄となった。
日経平均は8日ぶりに反落。前営業日比16.91円安(-0.05%)の36813.78円(出来高概算9億7000万株)で前場の取引を終えている。
6日の米国株式市場は続落。ダウ平均は389.83ドル安の40829.00ドル、ナスダックは154.58ポイント安の17689.66で取引を終了した。トランプ政権の関税策を巡る不透明感を理由に、各企業が見通しを撤回していることが警戒され、寄り付き後、下落。ベッセント財務長官の発言で貿易を巡り中国と交渉していないことが明らかになったほか、3月貿易赤字が過去最大に達し景気への悲観的見方も根強く、終日軟調に推移した。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え手仕舞い売りも先行したと見られ、戻り鈍く終了。
朝方、ベッセント財務長官と米通商代表部(USTR)のグリア代表が今週スイスを訪問し、中国と貿易問題を巡る協議を行うと米政権が発表したことで、米中貿易戦争の軟化期待を材料に東京市場は買い優勢で取引を開始。寄付き後の日経平均は36942.38円まで上昇する場面が見られたが、連休前よりも為替が円高ドル安に進行していたことや、関税政策に関するニュースが相次いだことから買いは続かず。買い一巡後の日経平均は、37000円手前で失速し、前営業日水準での小動きとなった。
日経平均採用銘柄では、トランプ大統領が外国で政策した映画に100%の関税をかける方針をSNSで示したことから、ソニーグループ<6758>や、東宝<9602>など映画関連銘柄の一角が下落。また、医薬品に対する関税措置についても2週間以内に発表すると明らかにしたことで、住友ファーマ<4506>、大塚HD<4578>、エーザイ<4523>、塩野義製薬<4507>など医薬品株がそろって売られた。三菱自動車<7211>、日産自<7201>、マツダ<7261>、トヨタ自<7203>など自動車株が総じて弱い。このほか、ルネサスエレクトロニクス<6723>、あおぞら<8304>なども売られた。
一方、石油輸出国機構(OPEC)プラスが5月に続き6月も原油増産を行う方針を明らかとしたことで、JAL<9201>、ANAホールディングス<9202>が買われた。また、好調な国内月次動向が評価されて良品計画<7453>が上昇したほか、ポジティブな証券会社のレポートが材料視されて丸紅<8002>、伊藤忠商事<8001>が買われ、三菱商事<8058>、住友商事<8053>、三井物産<8031>など総合商社も見直し買いが先行。JR西<9021>も証券会社レポートを材料に買われた。このほか、SOMPOホールディングス<8630>、ニトリHD<9843>、T&Dホールディングス<8795>、イオン<8267>、りそなHD<8308>などが上昇した。
業種別では、医薬品、輸送用機器、精密機器、鉱業、化学などが下落した一方、空運、卸売、保険、不動産、建設などが上昇した。
値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約57円押し下げた。同2位はソニーG<6758>となり、テルモ<4543>、信越化<4063>、大塚HD<4578>、中外薬<4519>、アドバンテスト<6857>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約52円押し上げた。同2位はKDDI<9433>となり、ソフトバンクG<9984>、良品計画<7453>、ニトリHD<9843>、三菱商<8058>、リクルートHD<6098>などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 36813.78(-16.91)
値上がり銘柄数 120(寄与度+258.42)
値下がり銘柄数 101(寄与度-275.33)
変わらず銘柄数 4
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 21670 530 52.89
<9433> KDDI 2647 72 28.74
<9984> ソフトバンクG 7475 70 13.97
<7453> 良品計画 5054 285 9.48
<9843> ニトリHD 17345 565 9.40
<8058> 三菱商事 2729.5 89 8.88
<6098> リクルートHD 8337 87 8.68
<8001> 伊藤忠商事 7225 183 6.09
<8766> 東京海上HD 5769 120 5.99
<8031> 三井物産 2870 87.5 5.82
<9201> 日本航空 2781 151.5 5.04
<8002> 丸紅 2683 147 4.89
<8267> イオン 4396 146 4.86
<8630> SOMPO 4750 220 4.39
<6501> 日立製作所 3785 112 3.73
<8053> 住友商事 3608 105 3.49
<6981> 村田製作所 2034.5 43.5 3.47
<9613> NTTデータG 2983.5 20 3.33
<6762> TDK 1553.5 6.5 3.24
<5803> フジクラ 5624 95 3.16
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 47270 -720 -57.48
<6758> ソニーG 3605 -127 -21.12
<4543> テルモ 2766.5 -64.5 -17.16
<4063> 信越化 4433 -95 -15.80
<4578> 大塚HD 7318 -379 -12.61
<4519> 中外製薬 8501 -119 -11.87
<6857> アドバンテ 6295 -42 -11.18
<7203> トヨタ自動車 2721 -59 - 9.81
<6367> ダイキン工業 16975 -285 - 9.48
<4507> 塩野義製薬 2367 -90 - 8.98
<6954> ファナック 3666 -54 - 8.98
<4568> 第一三共 3614 -88 - 8.78
<4704> トレンドマイクロ 10180 -255 - 8.48
<4523> エーザイ 4082 -189 - 6.29
<4503> アステラス製薬 1421.5 -36.5 - 6.07
<7267> ホンダ 1462 -22 - 4.39
<8015> 豊田通商 2908 -36 - 3.59
<2801> キッコーマン 1429 -21.5 - 3.58
<4502> 武田薬品工業 4334 -85 - 2.83
<6273> SMC 46190 -810 - 2.69
<CS>




