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デイトナ---1Qは2ケタ増収増益、国内とアジアの卸売事業がいずれも2ケタ増収増益に
2025/05/13 10:46
*10:46JST デイトナ---1Qは2ケタ増収増益、国内とアジアの卸売事業がいずれも2ケタ増収増益に
デイトナ<7228>は9日、2025年12月期第1四半期(25年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.7%増の33.56億円、営業利益が同38.7%増の3.37億円、経常利益が同35.0%増の3.31億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同30.4%増の2.25億円となった。
国内拠点卸売事業は売上高22.78億円(前年同四半期比14.8%増)、セグメント利益1.38億円(前年同四半期比76.8%増)となった。高価格帯商品の売れ行き鈍化、為替相場の円安等による仕入れコスト増などの厳しい市場環境にあったが、普及価格帯のライディングウェアやライディングシューズ、およびバッテリーなどの補修消耗品、並びにアウトドア用品の販売が好調に推移した。また今期は前年同四半期に見られた流通各社の大きな在庫調整もなく、広告宣伝費も抑制できた。
アジア拠点卸売事業は売上高5.26億円(前年同四半期比32.5%増)、セグメント利益1.46億円(前年同四半期比27.3%増)となった。インドネシア子会社では、好調な販売が継続しており、既存品に加え新商品のキャストホイールなども販売増に貢献した。引き続き販路拡大と、新商品投入を進め、現地でのデイトナブランドの認知度拡大と共にさらなる成長を目指す。昨年2月に設立したフィリピン子会社では、設立以降実施していた人材確保、マーケティング活動等を経て、今年から本格的に営業活動を開始した。
小売事業は売上高4.94億万円(前年同四半期比6.3%減)、セグメント利益は0.29億円(前年同四半期比41.1%増)となった。コロナ後の趣味の分散、社会・経済活動の正常化により消費活動の選択肢が増え、来店客数の減少傾向が続くとともに、物価高騰の影響による高価格帯商品の販売鈍化も続いている。一方で、車検や修理、タイヤ交換などのPITサービスへのニーズが高まっており、リアル店舗ならではの付加価値の提供に取り組んでいる。
その他は売上高0.80億円(前年同四半期比11.7%減)、セグメント利益0.13億円(前年同四半期比10.2%増)となった。太陽光発電事業では、売電収入は安定的に推移し、売上高、利益ともに前年同四半期を上回った。リユース販売事業では、収益重視の販売方法へ転換を進めた結果、売上高は前年同四半期を下回ったが、利益率が大きく向上し、仕入れリソース開拓の人員増強も行ったが、利益面では前年同四半期に対し増益となった。
2025年12月期通期については、売上高が前期比1.9%増の148.58億円、営業利益が同6.1%減の16.10億円、経常利益が同5.9%減の16.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.7%減の11.03億円とする期初計画を据え置いている。
<AK>
デイトナ<7228>は9日、2025年12月期第1四半期(25年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.7%増の33.56億円、営業利益が同38.7%増の3.37億円、経常利益が同35.0%増の3.31億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同30.4%増の2.25億円となった。
国内拠点卸売事業は売上高22.78億円(前年同四半期比14.8%増)、セグメント利益1.38億円(前年同四半期比76.8%増)となった。高価格帯商品の売れ行き鈍化、為替相場の円安等による仕入れコスト増などの厳しい市場環境にあったが、普及価格帯のライディングウェアやライディングシューズ、およびバッテリーなどの補修消耗品、並びにアウトドア用品の販売が好調に推移した。また今期は前年同四半期に見られた流通各社の大きな在庫調整もなく、広告宣伝費も抑制できた。
アジア拠点卸売事業は売上高5.26億円(前年同四半期比32.5%増)、セグメント利益1.46億円(前年同四半期比27.3%増)となった。インドネシア子会社では、好調な販売が継続しており、既存品に加え新商品のキャストホイールなども販売増に貢献した。引き続き販路拡大と、新商品投入を進め、現地でのデイトナブランドの認知度拡大と共にさらなる成長を目指す。昨年2月に設立したフィリピン子会社では、設立以降実施していた人材確保、マーケティング活動等を経て、今年から本格的に営業活動を開始した。
小売事業は売上高4.94億万円(前年同四半期比6.3%減)、セグメント利益は0.29億円(前年同四半期比41.1%増)となった。コロナ後の趣味の分散、社会・経済活動の正常化により消費活動の選択肢が増え、来店客数の減少傾向が続くとともに、物価高騰の影響による高価格帯商品の販売鈍化も続いている。一方で、車検や修理、タイヤ交換などのPITサービスへのニーズが高まっており、リアル店舗ならではの付加価値の提供に取り組んでいる。
その他は売上高0.80億円(前年同四半期比11.7%減)、セグメント利益0.13億円(前年同四半期比10.2%増)となった。太陽光発電事業では、売電収入は安定的に推移し、売上高、利益ともに前年同四半期を上回った。リユース販売事業では、収益重視の販売方法へ転換を進めた結果、売上高は前年同四半期を下回ったが、利益率が大きく向上し、仕入れリソース開拓の人員増強も行ったが、利益面では前年同四半期に対し増益となった。
2025年12月期通期については、売上高が前期比1.9%増の148.58億円、営業利益が同6.1%減の16.10億円、経常利益が同5.9%減の16.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.7%減の11.03億円とする期初計画を据え置いている。
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